S P O T / SPOT-317
男鹿のゴジラ岩
おがのごじらいわ
男鹿半島南西端、門前地区の潮瀬崎の磯場に立つ奇岩。約3,000万年前の火山噴出物である火山礫凝灰岩が波と風雨に削られ、ちょうど怪獣ゴジラが頭をもたげたようなシルエットを残した。男鹿半島・大潟ジオパークの「潮瀬崎ジオサイト」を構成し、周囲には「ゴジラの尻尾岩」「ガメラ岩」「双子岩」「帆掛島」など多数の奇岩が点在する。夕暮れ時、ゴジラの口の位置に夕陽と夕焼け雲が重なると、まるで火を噴くゴジラのように見えることで全国的に知られ、じゃらん『行ってみたい夕日絶景ランキング』(2018年)で全国2位に選ばれた。

H I G H L I G H T S
見どころ
- 01頭をもたげた怪獣そっくりの自然岩のシルエット(火山礫凝灰岩の風化造形)
- 02夕陽が口元に重なる「火を噴くゴジラ」の瞬間(4月頃・10月頃がベスト)
- 03ゴジラの尻尾岩・ガメラ岩・双子岩など、周囲に点在する奇岩群(日本の奇岩百景)
- 04波食台が隆起した磯場というジオパークとしての地形的見どころ
A C C E S S / M E T A
基本情報
- 所在地
- 秋田県 男鹿市
- 住所
- 〒010-0535 秋田県男鹿市船川港本山門前(潮瀬崎)
- 拝観料
- 無料
- 時間
- 24時間(磯場のため日中・干潮時推奨)
- 状態
- 現存(自然の海食岩。男鹿半島・大潟ジオパーク 潮瀬崎ジオサイト)
- 亀山から
- 車で約8〜9時間(北陸道・日本海東北道経由)。新幹線利用なら亀山→名古屋→東京→秋田、秋田駅から車で約60分が現実的。
- 最寄駅
- JR男鹿線「男鹿駅」
- 駐車場
- あり・無料(潮瀬崎駐車場)
- 所要
- 30分〜1時間(夕景待ちなら1〜2時間)
D E E P D I V E
深掘り
歴史
歴史
ゴジラ岩は男鹿半島南西端、門前地区の潮瀬崎(しおせざき)の磯場にある自然の奇岩で、シルエットが怪獣ゴジラに似ていることから名づけられた。岩は約3,000万年前の火山の噴出物である火山礫凝灰岩が、波・風雨による風化と浸食を受けて独特の形に削り出されたものとされる。潮瀬崎一帯は波に侵食された平らな地形(波食台)がわずかに隆起した磯で、男鹿半島・大潟ジオパークの「潮瀬崎ジオサイト」に指定されている。男鹿半島・大潟ジオパーク 潮瀬崎ジオサイト, 男鹿なび
文化的背景
文化的背景
自然の岩を既存のイメージ(ここでは戦後日本が生んだ怪獣映画の主役ゴジラ)に重ねて名づける「見立て」は、各地の奇岩・奇勝に共通する民俗的な視覚文化である。動物・人物・道具などに見立てる例は全国に多いが、男鹿のゴジラ岩は1954年初公開のゴジラという比較的新しい大衆的アイコンに結びついている点が特徴的で、観光資源としての見立てがいかに現代の大衆文化と接続するかを示す好例といえる。夕陽と組み合わせた『火を噴くゴジラ』という演出も、映画的イメージを自然景に投影する現代的な楽しみ方である。ゴジラ岩:日本の奇岩百景プラス, 旅東北
地元視点
地元視点
ベストシーズン
ベストシーズン
「火を噴くゴジラ」を狙うなら、夕陽がゴジラの口元に重なる4月頃と10月頃の日没前後がベスト。足元の安全と岩の観察には干潮時かつ日中が向く。
撮影のコツ
撮影のコツ
夕景は望遠で岩のシルエットを圧縮し、ゴジラの口の位置に夕陽を重ねるのが定番。日中は順光で凝灰岩の風化模様が出る。磯は滑りやすく、満潮・高波時は水没・孤立の恐れがあるため、潮位と波予報を確認し、三脚は安定した岩盤に。
注意事項
注意事項
磯場は岩が滑りやすく、満潮・高波時は危険。潮位・波・天候を必ず確認する。夕景目当ての撮影では足元が暗くなるためライト・滑りにくい靴を用意し、立入禁止や危険箇所の表示に従う。単独・夜間の磯歩きは避ける。
関連作品
関連作品
- - 怪獣映画『ゴジラ』(東宝、1954年初公開)のイメージが命名の由来。岩自体は映画と直接の関係はないが、見立てのもとになっている。
- - じゃらん『行ってみたい夕日絶景ランキング』(2018年)で全国2位に選出。男鹿なび
- - 『日本の奇岩百景プラス』に潮瀬崎の奇岩群として登録。日本の奇岩百景プラス
トリビア
トリビア
- - 約3,000万年前の火山礫凝灰岩が風化してできた自然の岩。
- - 周囲には『ゴジラの尻尾岩』『ガメラ岩』『双子岩』『帆掛島』などの奇岩が点在する。
- - じゃらん『行ってみたい夕日絶景ランキング』(2018年)で全国2位。
- - 男鹿半島・大潟ジオパークの正式なジオサイト(潮瀬崎ジオサイト)の一部。
外部レビュー
外部レビュー
出典