S P O T / SPOT-227
札幌大仏(金毘羅密寺)
さっぽろだいぶつ(こんぴらみつじ)
高野山真言宗・金毘羅密寺(札幌市西区宮の沢)の本堂内に祀られる、木造の文殊大菩薩坐像。寺は「札幌大仏」の通称で知られ、この文殊像は木仏としては日本最大級とされる。昭和63年(1988年)の原型仏制作から数えて約16年、北海道十三仏霊場の本尊として奈良・東大寺の大仏造立にならった工法で彫り上げられ、平成15年(2003年)に開眼供養が営まれた。屋外の磨崖仏や巨大ブロンズ像とは異なり、近代的な建物の内部に巨大木仏が静かに鎮座する造形が独特で、観光名所というより市民の祈りの場・札幌七福神めぐりの一拠点として機能している。

H I G H L I G H T S
見どころ
- 01近代的な寺院建築の内部に屹立する、木造としては日本最大級の文殊大菩薩坐像
- 02東大寺大仏の造立法にならい約16年かけて彫り上げられた制作背景
- 03北海道十三仏霊場・札幌七福神めぐりの巡拝拠点という信仰上の位置づけ
A C C E S S / M E T A
基本情報
- 所在地
- 北海道 札幌市西区
- 住所
- 〒063-0051 北海道札幌市西区宮の沢1条5丁目23-21
- 拝観料
- 拝観無料(祈祷・供養等は別途)
- 時間
- 平日9:00〜16:00(最終受付15:30)/要事前確認
- 状態
- 現存
- 亀山から
- 亀山市からは新千歳空港経由で空路が現実的。中部国際空港(セントレア)まで車・電車で約1.5時間、空路で新千歳へ約1時間40分、新千歳から札幌市西区まで車・公共交通で約1時間20分(合計半日程度)。
- 最寄駅
- 札幌市営地下鉄東西線「宮の沢駅」
- 徒歩
- 20分
- 駐車場
- あり(寺院駐車場)。札幌西ICより約3分、新川ICより約10分。
- 所要
- 30分〜1時間
D E E P D I V E
深掘り
歴史
歴史
金毘羅密寺は札幌市西区宮の沢に所在する高野山真言宗の寺院で、本尊は金毘羅大権現。境内の本堂には「札幌大仏」と通称される木造の文殊大菩薩坐像が祀られている。寺の公式情報によれば、この大仏は昭和63年(1988年)の原型仏誕生より数えて16年の歳月を費やし、平成15年(2003年)に開眼供養が厳修された。造立にあたっては、移座を前提とせず堂内に永く安置する方針のもと、奈良・東大寺大仏の造立法にならった工法が採られたという。木仏としては日本国最大級とされ、北海道十三仏霊場の本尊として位置づけられている。札幌大仏 公式サイト, ホトカミ 金毘羅密寺
文化的背景
文化的背景
屋外に立つ磨崖仏や巨大ブロンズ大仏が「見上げる対象」として観光資源化されるのに対し、札幌大仏は近代的な建物の内部に納められた木仏である点が特徴的である。これは像を風雪から守りつつ堂内に永く安置するという、寺院本来の祀り方を現代の都市環境で実現したものといえる。文殊菩薩は智慧を司る菩薩であり、受験・学業成就の信仰対象として親しまれてきた。金毘羅密寺は札幌七福神めぐりや北海道十三仏霊場の巡拝拠点でもあり、巨大仏でありながら「珍スポット」よりも市民信仰の場としての性格が濃い。札幌大仏 公式サイト, Omairi 金毘羅密寺
地元視点
地元視点
公式サイトは平日午前9時〜午後4時(最終受付15時30分)の拝観時間や、宮の沢駅・宮の沢バスターミナルからの詳細なアクセスを案内しており、地域に開かれた寺院として運営されている。札幌七福神めぐりでは恵比寿、別堂の文殊殿では布袋を祀るなど、年中行事や霊場巡拝の文脈で地元参拝者に親しまれている。札幌大仏 交通案内, RIKO:札幌七福神めぐり(アメブロ)
ベストシーズン
ベストシーズン
拝観が平日中心のため平日午前〜午後の早い時間が確実。降雪期(12〜3月)は足元に注意し、できれば春〜秋の来訪が無難。
撮影のコツ
撮影のコツ
本尊は堂内仏のため撮影可否は現地の案内・寺の指示に必ず従う。建物外観と「大仏」の通称看板を併せて記録すると、屋外巨大仏との違いが伝わる。堂内撮影が許可されない場合も多い点に留意。
注意事項
注意事項
信仰の場であり、祈祷・供養に訪れる人が多い。私語や撮影は控えめにし、堂内では寺の案内に従う。冬季は積雪・路面凍結に注意。拝観時間が平日中心で変動するため、来訪前に公式サイトや電話で確認することが望ましい。
関連作品
関連作品
- - 巡礼・霊場関連:北海道十三仏霊場・札幌七福神めぐりの構成寺院として各種巡拝ガイドや御朱印情報に掲載される。ホトカミ 金毘羅密寺
- - 参拝記録:個人ブログ等で「近代的な建物の中に巨大木仏」という意外性が紹介されている。Omairi 金毘羅密寺
トリビア
トリビア
- - 通称「札幌大仏」だが、像の正体は阿弥陀如来ではなく文殊大菩薩の木造坐像である。
- - 寺自体の本尊は金毘羅大権現で、文殊像は北海道十三仏霊場の本尊として別に祀られる。
- - 木仏としては日本最大級とされ、屋外設置が一般的な「巨大大仏」の中では珍しい堂内安置型。
外部レビュー
外部レビュー
出典