S P O T / SPOT-204
須佐神社
すさじんじゃ/ Susa Shrine
須佐之男命(スサノオ)の「御魂鎮め」の地とされる式内社(国幣小社)。『出雲国風土記』に「須佐之男命が自らの御魂を鎮めた」と記される古社で、スサノオを御本宮として祀る神社としては全国唯一とされる。出雲大社と同じ二礼四拍手一礼の作法で参拝する。樹齢1,300年以上ともいわれる境内の巨杉「大杉さん」でも知られる。
H I G H L I G H T S
見どころ
- 01御魂鎮めの聖地:スサノオの終焉の地かつ御魂を自ら鎮めた場所として出雲国風土記に記載される唯一の神社
- 02大社造の本殿:文久元年(1861年)建立、島根県指定文化財。高さ約12mの大社造
- 03大杉さん:推定樹齢1,300年以上、幹周り約6mの御神木。パワースポットとして近年注目
A C C E S S / M E T A
基本情報
- 所在地
- 島根県 出雲市
- 住所
- 〒693-0503 島根県出雲市佐田町須佐730
- 拝観料
- 無料
- 時間
- 授与所9:00〜16:00(境内は常時)
- 状態
- 営業中(授与所9:00〜16:00、境内常時参拝可能)
- 亀山から
- 車で約4時間30分・新名神→中国道→松江道(三刀屋木次IC経由、島根県道185号経由)または山陰道(出雲IC経由、県道39号・184号)。JR利用:亀山→(名古屋・新幹線)→米子→出雲市駅→一畑バス(出雲須佐行)40分+徒歩3km
D E E P D I V E
深掘り
歴史
歴史
『出雲国風土記』(733年編纂)の飯石郡の条に「須佐之男命が国を巡って最後に当地に至り、この国は小さいが良い国だとして御名の代わりに須佐の名を付け、御魂を鎮めた」という記述がある(島根県古代文化センター監修『出雲国風土記』参照)。延喜式内社(出雲国飯石郡、小社)として記録があり、旧社格は国幣小社。現在の本殿は文久元年(1861年)建立の大社造(方2間、高さ約12m)で島根県指定文化財(昭和41年指定)。かつての本殿は方4間だったと伝わる(元応2年・1320年の古図による)。明治期に国幣小社に列格。現在は神社本庁別表神社。出雲国神仏霊場第18番。出典:Wikipedia「須佐神社(出雲市)」https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A0%88%E4%BD%90%E7%A5%9E%E7%A4%BE_%28%E5%87%BA%E9%9B%B2%E5%B8%82%29、しまね観光ナビ https://www.kankou-shimane.com/destination/20275
文化的背景
文化的背景
須佐神社は出雲大社の大国主命信仰とは系統が異なり、スサノオ信仰の中心地として独自の位置を占める。出雲大社と同じ二礼四拍手一礼の作法を採用するのは出雲系神社の特徴(一般神社は二礼二拍手一礼)で、参拝者への周知が必要。大杉さん(推定1,300年)への巡礼が近年パワースポットブームで急増しているが、地元ではあくまで御神木としての崇敬が本意と受け止められている。切明(きりあけ)神事(8月15日)の念仏踊りは島根県指定無形文化財。令和7年から「令和の御遷宮」が始まっている(公式サイト参照)。
地元視点
地元視点
佐田町須佐の地元住民によれば、神社は代々「須佐家」が宮司を務め、スサノオと稲田比売命の御子の子孫と伝わる。観光地化の一方で、年4回の祭礼(例大祭4月18〜19日、切明神事8月15日、秋季祭10月17日、新嘗祭11月23日)は地域の生活と結びついている。アクセス難(バス停から3km)が良い意味でのフィルターになっているとも語られる。