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祭暦西尾のてんてこ祭

F E S T I V A L / FEST-127

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西尾のてんてこ祭

にしおのてんてこまつり

斎 行2026-01-03

愛知県西尾市熱池町の熱池八幡社で毎年1月3日に行われる農耕予祝の祭礼。赤い装束の厄男6人が大根で作った男根を腰に付け、「てんてこ」と呼ばれる囃子に合わせて腰を振りながら行列し、神前で田植え歌を奉納する。境内到着後は竹箒で藁灰を観客に撒く厄除けの所作を行う。愛知県指定無形民俗文化財。

N O P H O T O

H I G H L I G H T S

見どころ

  • 01愛知県指定無形民俗文化財
  • 02大根製の男根を腰に付けて行列する厄男6人
  • 03「てんてこ」囃子に合わせた腰振りと田植え歌奉納
  • 04竹箒で藁灰を観客に撒く厄祓いの所作
  • 05平安期の悠紀斎田由来とされる古い農耕予祝の系譜

A C C E S S / M E T A

基本情報

所在地
愛知県 西尾市
斎行
熱池八幡社(愛知県西尾市熱池町)
日程
2026-01-03
周期
毎年1月3日
起源
平安時代・清和天皇の大嘗会に供する悠紀斎田の縁起にゆかりがあるとされる農耕予祝の祭礼。明治30年に警察から禁止命令を受けて一時中断したが、大正12年に復活し継承されてきた。愛知県指定無形民俗文化財。
観覧
会場は熱池八幡社(西尾市熱池町)。1月3日13時頃から行列開始、見所は13時00分〜13時25分頃の行列と灰撒き。公共交通は名鉄福地駅から徒歩約15分。藁灰が衣服に付着するため、汚れてもよい服装が無難。境内は混雑するため早めの到着が推奨される。

D E E P D I V E

深掘り

歴史

歴史

平安時代の清和天皇の大嘗会に供えられた悠紀斎田の縁起と結びつくとされる古い農耕予祝の祭礼で、近世以降は熱池八幡社の年頭神事として継承されてきた。明治30年に警察から風紀上の理由で禁止命令を受け中断したが、大正12年に復活した。現在は愛知県指定無形民俗文化財。

文化的背景

文化的背景

男根を象った造形物を伴う豊穣祈願は田縣神社や大縣神社など全国に類例があるが、本祭は熱池八幡社で独立に継承されてきたものであり、行列・腰振り・田植え歌奉納・灰撒きという一連の所作の組み合わせに地域固有の構造を持つ。

地元視点

地元視点

明治の禁止と大正の復活を経た歴史的経緯は、近代日本における風俗統制と民俗継承の関係を示す事例として注目される。現在は氏子と保存会により毎年実施され、家内安全・五穀豊穣を祈願する地区の年頭神事として定着している。