F E S T I V A L / FEST-126
weird
蛸舞式神事
たこまいしきしんじ
斎 行2026-10-18
鳥取県伯耆町の福岡神社で毎年10月に行われる秋の例祭。ふんどし姿の氏子が藁で作った蛸を高く担ぎ上げ、神楽囃子に合わせて乱舞した後、社殿の丸梁に抱きついた主役の氏子を下から大勢で回転させる、他に例を見ない形態の神事。鳥取県指定無形民俗文化財。
N O P H O T O
H I G H L I G H T S
見どころ
- 01鳥取県指定無形民俗文化財
- 02藁製の蛸を担いでの乱舞
- 03丸梁に抱きついた氏子を皆で回転させる所作
- 04「日本三大奇祭」の一つに数えられることもある稀有な形態
- 05海の神話に由来する内陸の蛸神事
A C C E S S / M E T A
基本情報
- 所在地
- 鳥取県 西伯郡伯耆町
- 斎行
- 福岡神社(鳥取県西伯郡伯耆町)
- 日程
- 2026-10-18
- 周期
- 10月第3日曜日を含む3日間(神事は日曜日午後)
- 起源
- 社伝によれば熊野の速玉男命が乗った神船を無数の蛸が救ったという海の神話に由来するとされ、建治元年(1275年)以前から継承されてきたと伝えられる。内陸の地で蛸を主役とする神事として継承されている点に特異性がある。
- 観覧
- 会場は福岡神社(伯耆町福岡)。蛸舞式神事は10月第3日曜日の午後3時頃から。アクセスはJR溝口駅からタクシーまたは自家用車が現実的。社殿内での神事のため、参拝者の見学位置は限られる。氏子・神社の指示に従って観覧すること。
D E E P D I V E
深掘り
歴史
歴史
福岡神社の社伝によれば、熊野権現の神船を蛸が救ったという海の神話に由来し、建治元年(1275年)以前から継承されてきたとされる。山陰の内陸の地で蛸を主役とする神事が長期にわたって継承されてきた点に特徴がある。鳥取県指定無形民俗文化財。
文化的背景
文化的背景
海洋神話に由来する神事が内陸で継承されてきた点、社殿の丸梁に抱きついた氏子を大勢で回転させるという身体技法を伴う点で、他に類例が少なく民俗学的に注目される。「日本三大奇祭」の候補に挙げられることもある。
地元視点
地元視点
氏子と地区の保存会が継承の中心を担い、近年は観光客の参観も増えている。社殿内での所作のため安全管理と観覧マナーが課題となっている。
R E F E R E N C E