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祭暦成佛寺の修正鬼会

F E S T I V A L / FEST-121

fire

成佛寺の修正鬼会

じょうぶつじのしゅじょうおにえ

斎 行2026-02-23

大分県国東市の成佛寺で隔年に行われる六郷満山系の春迎えの行事。荒鬼・鎮鬼・災払鬼の3体の鬼が松明を手に登場し、参拝者の肩や背中を松明で叩いて無病息災と五穀豊穣を祈願する。国指定重要無形民俗文化財「国東半島の修正鬼会」の中心的伝承地の一つ。

国東の修正鬼会
Wikimedia Commons / CC0

H I G H L I G H T S

見どころ

  • 01国指定重要無形民俗文化財「国東半島の修正鬼会」
  • 02荒鬼・鎮鬼・災払鬼の3体の鬼が登場
  • 03鬼が松明で参拝者を叩き無病息災を授ける
  • 04六郷満山の天台寺院に伝わる春迎えの神仏習合行事
  • 05成佛寺・天念寺・岩戸寺等で隔年で執行

A C C E S S / M E T A

基本情報

所在地
大分県 国東市
斎行
成佛寺(大分県国東市国東町成仏1140)
日程
2026-02-23
周期
旧暦1月7日前後(隔年実施。次回2027年2月)
起源
六郷満山と総称される国東半島の天台宗系寺院群に伝承される修二会系の春迎え行事で、平安期に遡る起源を持つとされる。仏教法会と民俗追儺が結合し、鬼が「仏の使者」として人々に祝福と厄祓いを与えるという独特の構造を持つ。国指定重要無形民俗文化財。現在は成佛寺・天念寺・岩戸寺等が交代で執行している。
観覧
会場は成佛寺(国東市国東町成仏)。実施年・日程は六郷満山の各寺で持ち回りのため、国東市文化財課または各寺院で当年の実施情報を必ず確認すること。松明の火の粉と煙の中での行事で、堂内は満員になるため早めの到着推奨。鬼に叩かれることが「無病息災の加持」とされるが、軽い打撃でも痛みを伴うため自身の判断で参加位置を選ぶこと。

D E E P D I V E

深掘り

歴史

歴史

六郷満山は8世紀に仁聞菩薩が開いたと伝えられる国東半島の天台宗系寺院群で、修正鬼会は平安期から続くとされる年頭行事。神仏習合の典型例として中世以降も維持され、明治の神仏分離と廃仏毀釈の影響を乗り越えて伝承された。1977年に国指定重要無形民俗文化財「国東半島の修正鬼会」として登録された。

文化的背景

文化的背景

「鬼が祝福を与える」構造は全国的にも珍しく、追儺としての鬼が祓われる対象であるのに対し、修正鬼会では鬼自身が仏の使者として人々を加持するという反転構造を持つ。民俗学・仏教民俗の双方から重要視される。

地元視点

地元視点

六郷満山の各寺院が持ち回りで執行することで、近隣集落の協力体制が現在も維持されている。