F E S T I V A L / FEST-095
横手の雪まつり(かまくら)
よこてのゆきまつり(かまくら)
秋田県横手市で約450年続く小正月の水神祭。市役所本庁舎前・横手公園・蛇の崎川原などに大小無数のかまくら(雪洞)が築かれ、内部には水神を祀る祭壇が設けられる。子どもたちがかまくらの中で甘酒や餅を訪問者に振る舞う「かまくら」は、雪国の冬の代表的光景として全国に知られる。横手南小学校周辺などには市民が作る小型のミニかまくらが無数に灯され、夜間は雪と灯火が織りなす独特の景観となる。2026年は試行運用により、従来の2月15・16日固定から梵天祭直前の金・土曜(2月13・14日)に開催日を変更。

H I G H L I G H T S
見どころ
- 01約450年継承される小正月の水神祭
- 02かまくら内の祭壇で子どもが甘酒・餅を振る舞う伝統
- 03横手南小学校・蛇の崎川原のミニかまくら群と夜間灯火
A C C E S S / M E T A
基本情報
- 所在地
- 秋田県 横手市
- 斎行
- 横手市役所本庁舎前・横手公園・蛇の崎川原ほか市内一円(秋田県横手市中央町8番2号 ほか)
- 日程
- 2026-02-13 〜 2026-02-14
- 周期
- 毎年2月、梵天祭直前の金・土曜日(2029年まで試行運用、従来は2月15日・16日固定)
- 起源
- 横手のかまくらは、約450年前の江戸時代初期に発祥した小正月の水神信仰行事と伝わる。鎌倉大明神(水神)を祀るため、子どもたちが雪洞を築いて餅・甘酒を供え、家内安全・五穀豊穣を祈ったのが起源とされる。武家社会で行われた左義長(どんど焼き)系の小正月行事と、町方の水神信仰が融合した形態と考えられており、横手藩政期には町ぐるみの年中行事として定着した。明治以降も継承され、現在は横手市と観光協会が運営する観光行事として全国に知られる。
- 観覧
- 会場は横手市中心部一円。横手市役所本庁舎前が主会場で、徒歩圏内に横手公園・蛇の崎川原・横手南小学校の各会場が点在。会場間は無料巡回バスが運行。点灯時間は18:00〜21:00。積雪・路面凍結のため、防寒・滑り止め靴は必須。子どもが運営するかまくらでは「はいって、たんせ(入っていきなさい)」と呼びかけられ、餅・甘酒の振る舞いを受ける慣習がある。2026年から開催日が梵天祭直前の金土に変更されたため、訪問計画時は最新情報を確認のこと。
D E E P D I V E
深掘り
歴史
歴史
横手のかまくらは、江戸時代初期に武家町・商人町を擁した横手城下で発祥したと伝わる小正月行事で、約450年の継承歴を持つ。元来は左義長(どんど焼き)系の火祭りと水神信仰が融合した子どもの行事で、雪洞内に鎌倉大明神(水神)の祭壇を設け、餅・甘酒・神酒を供えて家内安全と五穀豊穣を祈った。明治以降も町ぐるみの年中行事として継承され、戦後は観光協会の主導で観光行事化された。2026年からは梵天祭(旭岡山神社)との連携運用のため、開催日を従来の2月15・16日固定から梵天祭直前の金土に変更(2029年まで試行)した。
文化的背景
文化的背景
雪国における小正月行事は、左義長・どんど焼き・なまはげなど多様な形態を持つが、横手のかまくらは雪洞の中に水神祭壇を設ける『屋内型小正月行事』として極めて珍しい。雪国の生活文化と水神信仰が融合した民俗例として民俗学的にも注目され、後発の各地の『かまくら祭』(湯沢・六郷・刈和野など)の原型となった。子どもが祭の主役を担う点も、雪国の地域共同体における世代継承の仕組みとして特徴的である。
出典
出典
- - https://www.yokotekamakura.com/kamakukra-kaisai-2026/
- - https://akita-fun.jp/spots/24
- - https://www.andtrip.jp/article/005618.html