S P O T / SPOT-367
越前がにミュージアム
えちぜんがにみゅーじあむ
越前海岸に建つ、カニ一点特化の体感型ミュージアム。2000年7月15日に開館した日本でも珍しいカニ専門博物館で、愛称は「ビックラブ」。何より目を引くのは建物そのもので、ドーム型の甲羅と左右に大きく広げたハサミを模した外観が、海に向かって身構える巨大な越前ガニのシルエットを描く。館内は深海300メートルを三層吹き抜けで再現した巨大ジオラマ「パノラマ劇場」、幅10メートル・高さ3メートルの大型スクリーンでカニ漁を投影する「ビッグラブシアター」、そして波しぶきまで再現し本物の漁船操舵を疑似体験できる「かに漁チャレンジ漁船体験シミュレーター」など、視覚と体感に振り切った展示が並ぶ。学術的な生態解説と、B級テーマパーク的な演出が同居する独特の施設である。
H I G H L I G H T S
見どころ
- 01海に向かってハサミを広げた巨大な越前ガニを模した建物外観そのものが最大の見どころ
- 02波しぶきまで再現した「かに漁チャレンジ漁船体験シミュレーター」で本物の漁船操舵を疑似体験
- 03深海300mを三層吹き抜けで再現した巨大ジオラマ「パノラマ劇場」と幅10mスクリーンのビッグラブシアター
A C C E S S / M E T A
基本情報
- 所在地
- 福井県 丹生郡越前町
- 住所
- 〒916-0422 福井県丹生郡越前町厨71-324-1
- 拝観料
- 大人500円/小人(3歳以上〜小学生)300円(団体20名以上・障がい者割引あり)
- 時間
- 9:00〜17:00(最終入館16:30)/休館:毎週火曜(夏休み期間は無休、11〜3月は第2・第4火曜)
- 状態
- 現存
- 亀山から
- 車で約2時間30分(名阪国道→北陸自動車道 鯖江IC→越前海岸方面)
- 最寄駅
- JR北陸本線「武生駅」(車で約30分)/ハピラインふくい「鯖江駅」
- 駐車場
- あり・無料(道の駅越前・越前がにミュージアム駐車場)
- 所要
- 1〜2時間
D E E P D I V E
深掘り
歴史
歴史
越前がにミュージアムは2000年(平成12年)7月15日に開館した、福井県丹生郡越前町厨に建つカニ専門の博物館である。運営は一般財団法人越前町公共施設管理公社。冬の味覚として全国に知られる越前ガニ(ズワイガニの雄)を核に、越前海岸沖の深海の生態を「遊び・学び・体験する」ことをテーマに構成されている。愛称「ビックラブ」は公募で選ばれた名で、大きなカニを見た驚きを表す方言「びっくら」、英語の Crab、そして多くの人に愛される意味の Love を掛け合わせたものとされる。2016年7月15日にはリニューアルが行われ、トンネル水槽の拡大や新設水槽が加わった。越前がにミュージアム - Wikipedia, えちぜん観光ナビ
文化的背景
文化的背景
越前ガニは古くから朝廷や幕府への献上品とされ、現在も皇室に献上される福井県の象徴的な冬の味覚である。その一点に絞り込んで一館を成立させた点にこの施設の特異性がある。建物は越前ガニをモチーフとし、ドーム型の甲羅部にミュージアム棟、その両脇の建物がハサミや脚をかたどる。地域の漁業文化・食文化を観光資源として可視化する試みであり、学術的な生態展示と、巨大ジオラマ・シミュレーターといった体感型演出が同居する。カニという単一テーマを、建築から展示まで徹底して押し出したニッチ専門館として、B級観光スポット愛好の文脈でもしばしば取り上げられる。越前がにミュージアム - Wikipedia, ふくいドットコム
地元視点
地元視点
ベストシーズン
ベストシーズン
越前ガニ漁が解禁される11月〜3月の冬季は周辺のカニ料理と併せて楽しめ最も雰囲気が出る。2〜3月は卵から幼生がふ化する様子のジオラマ展示が見ごろ。夏休み期間は無休で家族連れ向き。
撮影のコツ
撮影のコツ
最大のフックは建物外観。道路を挟んだ正面からドーム型の甲羅と左右に張り出したハサミ状の翼をフレームに収めると「巨大ガニ」のシルエットが最も伝わる。晴天・順光の午前中が金属屋根の質感を拾いやすい。館内はシミュレーターや大型スクリーンの暗所展示があるため、撮影可否は現地表示に従う。
注意事項
注意事項
生態展示・漁業文化の学習施設であり、静かに見学するのが望ましい。水槽・展示物には不用意に触れない。シミュレーターや大型映像展示は混雑時に待ちが出ることがある。冬季(11〜3月)は火曜が第2・第4のみ休館など開館日が変則になるため事前確認を推奨。
関連作品
関連作品
- - 越前がに(ズワイガニ)は福井県の冬の味覚として数多くのテレビ・雑誌の観光特集で取り上げられており、本館はその代表的な学習施設として紹介されることが多い。ふくいドットコム
- - 「越前がにならかにカニ福井」(福井新聞社)の越前がに百科事典に施設項目が立てられ、建物構造や展示の解説が掲載されている。越前がにミュージアム(越前がに百科事典)
トリビア
トリビア
- - 愛称「ビックラブ」は「びっくら(驚き)」+「Crab」+「Love」の掛け合わせで公募により決定した。
- - 建物はドーム型の甲羅部を中央に、両脇の建物でハサミ・脚をかたどった越前ガニ形状で、海に向かって身構えるように建つ。
- - かに漁チャレンジシミュレーターは出港からカニ漁、帰港までの一連を疑似体験でき、波しぶきまで再現される。
外部レビュー
外部レビュー
出典