S P O T / SPOT-345
大船観音寺
おおふなかんのんじ
神奈川県鎌倉市岡本、大船駅西口の高台にそびえる曹洞宗の寺院で、全高約25メートルの巨大な白衣観音像で知られる。特徴的なのは、この観音像が全身像ではなく上半身(胸像)であること。丘の上から穏やかに街を見下ろす真っ白な観音の顔と肩だけが、駅のホームや市街地のいたるところから忽然と姿を現し、その独特のシルエットは大船のシンボルとなっている。昭和初期に建立が始まり、戦争で中断したのち昭和35年(1960年)に完成した近代の大造仏で、像内(胎内)に入って拝観することもできる。曹洞宗大本山總持寺の直末で、本尊は聖観世音菩薩。平和を祈る巨像として親しまれている。

H I G H L I G H T S
見どころ
- 01全高約25mの巨大な白衣観音像が「胸像(上半身のみ)」という珍しい造形
- 02丘の上から街を見下ろす真っ白な顔と肩だけが各所から忽然と現れるシルエット
- 03像内(胎内)に入って拝観できる近代の大造仏
- 04昭和初期着工・戦争中断を経て1960年完成という建立の歴史
- 05大船駅ホームや市街地から見上げられる大船のランドマーク
A C C E S S / M E T A
基本情報
- 所在地
- 神奈川県 鎌倉市
- 住所
- 〒247-0072 神奈川県鎌倉市岡本1-5-3
- 拝観料
- 大人(高校生以上)300円、小・中学生100円、団体(20名以上)200円、未就学児無料
- 時間
- 9:00〜16:00
- 状態
- 現存
- 亀山から
- 鉄道なら亀山駅からJR・東海道新幹線で「新横浜」または「小田原」経由、JR東海道線・横須賀線「大船駅」へ約2時間半〜3時間、西口から徒歩約10分(坂・階段あり)。車なら新名神・新東名・圏央道・横浜横須賀道路経由で約4時間半。
- 最寄駅
- JR東海道線・横須賀線・根岸線、湘南モノレール「大船駅」
- 徒歩
- 10分
- 駐車場
- 参拝者用駐車場あり(台数限定)。周辺有料駐車場利用が無難。
- 所要
- 30分〜1時間
D E E P D I V E
深掘り
歴史
歴史
大船観音寺は、神奈川県鎌倉市岡本一丁目にある曹洞宗の寺院で、全長約25メートルの巨大な白衣観音像(白衣観音坐像、ただし上半身のみの胸像)で知られる。Wikipedia日本語版によれば、観音像の建立は昭和初期(1929年ごろ)に地元有志による護国観音建立会のもとで始まったが、世界恐慌や戦争で工事が長く中断し、戦後に大船観音協会が事業を引き継いで、昭和35年(1960年)に完成・落慶した。Wikipedia日本語版。寺は曹洞宗大本山總持寺の直末で、本尊は聖観世音菩薩であると公式サイトが説明している。大船観音寺公式。像は丘上に立ち、胎内に入って拝観できる近代の大造仏として親しまれている。大船観音寺公式。
文化的背景
文化的背景
大船観音は、近代日本に各地で建立された「大観音」「大仏」など巨像信仰の流れに連なるモニュメントである。とりわけ全身像ではなく胸像とした点が特異で、丘の上から街を見守る穏やかな表情の顔と肩だけが各所から望める独特の景観を生んでいる。Wikipedia日本語版。建立の経緯には、護国・鎮魂や平和への祈りといった近代の社会的願いが重ねられ、戦中の中断と戦後の完成という歩み自体が時代を映している。鎌倉市観光協会も縁結び・子育て・厄除けのパワースポットとして紹介し、信仰と観光が結びついた現代の宗教文化資源となっている。鎌倉市観光協会。
地元視点
地元視点
ベストシーズン
ベストシーズン
拝観時間(9:00〜16:00)内。白い像が映える晴天日が好適で、桜やアジサイの季節は周辺の彩りも楽しめる。空気が澄む冬は遠望も利く。混雑を避けるなら平日午前。
撮影のコツ
撮影のコツ
像の真下から見上げる構図で胸像ならではの迫力が出る。大船駅周辺や坂の途中から、街並みの上に顔と肩が現れる遠景も大船らしい一枚になる。白い像は晴天だと露出オーバーになりやすいので、顔のディテールに露出を合わせるとよい。胎内など堂内撮影の可否は現地表示に従う。
注意事項
注意事項
高台に位置し坂道・階段があるため歩きやすい靴で。拝観時間内に参拝し、堂内・胎内では静粛に。撮影は他の参拝者や宗教行事の妨げにならないよう配慮し、堂内撮影の可否は現地の指示に従う。夏は日差しが強いので暑さ対策を。
関連作品
関連作品
- - 『大船観音寺』(ウィキペディア日本語版)
- - 『大船観音寺』公式サイト(沿革・拝観案内)
- - 『縁結び・子育て・厄除けに…大船のパワースポット大船観音寺』(鎌倉市観光協会)
- - 近代日本の大観音・大仏建立を扱った宗教文化・美術史の概説
トリビア
トリビア
- - 観音像は全身像ではなく上半身のみの「胸像」で、全高は約25メートルとされる。
- - 着工は昭和初期だが戦争で中断し、完成は昭和35年(1960年)。
- - 曹洞宗大本山總持寺の直末で、本尊は聖観世音菩薩。像内(胎内)に入って拝観できる。
外部レビュー
外部レビュー
出典