異界巡礼

BIZARRE JAPAN

名鑑日原鍾乳洞

S P O T / SPOT-344

聖地・ミステリー

日原鍾乳洞

にっぱらしょうにゅうどう

東京都西多摩郡奥多摩町、秩父多摩甲斐国立公園の山中にある関東地方最大級の鍾乳洞。総延長は約1,270メートル、高低差は約134メートルに及び、観光コースだけでも数百メートルを巡る規模を誇る。江戸時代以前から知られ、かつては山岳信仰の聖地として修験者や行者が籠もったと伝わり、洞内には白い観音像が安置されるなど宗教的痕跡を今に残す。長い年月をかけて形成された鍾乳石や石筍が連なる地下空間に、近年はカラフルな照明や水琴窟の演出も加わり、都心から日帰り圏とは思えない別世界の景観をつくり出す。真夏でも洞内は概ね11度前後と冷涼で、避暑地としても知られる。

日原鍾乳洞
Wikimedia Commons / Dick Thomas Johnson / CC BY 2.0

H I G H L I G H T S

見どころ

  • 01総延長約1,270m・高低差約134mに及ぶ関東地方最大級の地下空間
  • 02数百年をかけて成長した鍾乳石・石筍が連なる巨大ホールと奇岩
  • 03山岳信仰の名残として洞内に安置された白い観音像
  • 04色とりどりの照明と水琴窟が演出する非日常の地下景観
  • 05真夏でも約11度前後と冷涼で避暑地としても知られる環境

A C C E S S / M E T A

基本情報

所在地
東京都 奥多摩町
住所
〒198-0211 東京都西多摩郡奥多摩町日原1052
拝観料
大人(高校生以上)900円、中学生700円、小学生600円(25人以上で1人100円割引)
時間
4月1日〜11月30日 9:00〜17:00/12月1日〜3月31日 9:00〜16:30(12月30日〜1月3日休業)
状態
現存
亀山から
鉄道なら亀山駅からJR関西本線・東海道新幹線・中央線等を乗り継ぎ青梅線「奥多摩駅」へ約5〜6時間、さらに西東京バス「東日原」下車徒歩約30分。車なら東名阪・新東名・圏央道経由で青梅方面へ約6時間、奥多摩の狭隘な山道に注意。
最寄駅
JR青梅線「奥多摩駅」(バス利用)
徒歩
30分
駐車場
鍾乳洞前・周辺に有料駐車場あり。繁忙期は満車・交通規制の可能性。
所要
約40分〜1時間(見学コース)

D E E P D I V E

深掘り

歴史

歴史

日原鍾乳洞は、東京都西多摩郡奥多摩町日原に所在する関東地方最大級の鍾乳洞で、Wikipedia日本語版によれば総延長は約1,270メートル、高低差は約134メートルに及び、規模は埼玉県秩父市の瀧谷洞と並んで関東で最大級とされる。Wikipedia日本語版。江戸時代以前から知られた古い鍾乳洞で、かつては山岳信仰の場として栄えたと伝わり、現在は観光鍾乳洞として公開されている。Wikipedia日本語版。東京都公式観光サイト「GO TOKYO」も、数百年をかけて形成された鍾乳石・石筍が連なる関東最大級の洞窟として紹介し、白い観音像や水琴窟など見どころを挙げている。GO TOKYO 東京都公式観光サイト

文化的背景

文化的背景

日原鍾乳洞は、自然の地下空間が信仰の対象へと結びついた典型例として理解できる。奥多摩・日原一帯は古くから山岳信仰の地で、暗く広大な洞窟は他界・浄土の観念や行場として受け止められ、洞内に観音像が祀られるなど宗教的意味づけがなされてきた。Wikipedia日本語版。現在は観光地化が進み、カラフルな照明や水琴窟といった演出が加わっているが、これは自然の驚異を「見せる」観光資源へと転化させた近現代の例でもある。GO TOKYO 東京都公式観光サイト。日本観光鍾乳洞協会にも加盟する、関東を代表する観光鍾乳洞の一つである。日本観光鍾乳洞協会

地元視点

地元視点

奥多摩町にとって日原鍾乳洞は、都心から日帰り圏にありながら「東京とは思えない別世界」を体験できる代表的な観光資源であり、夏季は避暑とあわせて多くの来訪者を集める。東京都公式観光サイトでも主要スポットとして紹介され、地域の集客の核となっている。GO TOKYO 東京都公式観光サイト。一方で日原へ至る道は狭隘な山道で、繁忙期には交通規制やシャトルバス運行が行われることもあり、自然環境と来訪者を両立させる運営が続けられている。日本観光鍾乳洞協会

ベストシーズン

ベストシーズン

盛夏は避暑を兼ねた来訪に最適だが土日祝は混雑し、日原への道路が渋滞・規制されることがある。比較的空く平日午前か、新緑・紅葉期の平日が落ち着いて巡れる。冬季は閉洞時間が早まる点に注意。

撮影のコツ

撮影のコツ

巨大ホールは広角で天井までを入れると空間の大きさが伝わる。照明演出の色は時間で変わるため複数カットを。洞内は暗く湿度が高いので手ブレ対策とレンズの結露に注意し、三脚使用時は通路や他の見学者を塞がない。フラッシュは鍾乳石や他者への配慮を。

注意事項

注意事項

洞内は足元が濡れて滑りやすく、階段や狭所も多いため歩きやすい靴が必須。気温が低いので夏でも羽織るものがあると安心。日原へ至る道は狭隘な山道で、運転には十分注意し、繁忙期の交通規制・シャトル運行に従う。天候急変時は無理をしない。

関連作品

関連作品

  • - 『日原鍾乳洞』(ウィキペディア日本語版)
  • - 『日原鍾乳洞』(GO TOKYO 東京都公式観光サイト)
  • - 『日原鍾乳洞』(日本観光鍾乳洞協会 公式サイト)
  • - 奥多摩・日原の山岳信仰や洞窟探訪を扱った地誌・紀行類

トリビア

トリビア

  • - 総延長は約1,270メートル、高低差は約134メートルとされ、観光コースはその一部を巡る。
  • - 洞内は年間を通じて概ね11度前後と冷涼で、夏は避暑地としても知られる。
  • - かつては山岳信仰の場として栄えたと伝わり、洞内に白い観音像が安置されている。

外部レビュー

外部レビュー

出典

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