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名鑑定義如来 西方寺

S P O T / SPOT-334

土俗・奇祭

定義如来 西方寺

じょうぎにょらい さいほうじ

定義如来 西方寺(極楽山西方寺)は、仙台市青葉区大倉の山あいにある浄土宗の寺で、地元では親しみを込めて「定義(じょうぎ)さん」と呼ばれる。平安末、壇ノ浦の戦いに敗れた平家の重臣・平貞能(たいらのさだよし)がこの地に隠れ住み、守り本尊として持ち伝えた阿弥陀如来を安置したのが起こりと伝わる。御本尊は秘仏で、約800年にわたり安産・縁結び・子宝の祈願所として信仰を集めてきた。境内には総青森ヒバ造りの壮麗な五重塔(平成期建立)や大本堂、平貞能を祀る貞能堂が並ぶ。門前町には名物の「三角あぶらあげ(三角定義あぶらあげ)」を出す明治創業の定義とうふ店をはじめ、味噌おにぎりや甘味を商う店が連なり、参拝と食べ歩きをあわせて楽しむ参詣地として知られる。

定義如来 西方寺(五重塔)
出典: 定義如来 西方寺 公式サイト(https://jogi.jp/)※掲載許諾申請中

H I G H L I G H T S

見どころ

  • 01総青森ヒバ造りの壮麗な五重塔が山あいにそびえる景観
  • 02平家の重臣・平貞能ゆかり、約800年信仰される秘仏の阿弥陀如来(安産・縁結び)
  • 03門前名物の分厚い「三角あぶらあげ」を揚げたてで味わえる食べ歩き文化
  • 04平貞能を祀る貞能堂など、平家落人伝説を今に伝える堂宇群

A C C E S S / M E T A

基本情報

所在地
宮城県 仙台市青葉区
住所
〒989-3213 宮城県仙台市青葉区大倉字上下1
拝観料
無料(拝観自由)
時間
大本堂境内 7:45〜16:15/貞能堂・五重塔境内 8:00〜16:15
状態
現存
亀山から
車で約8時間(新名神→新東名→東北道「仙台宮城IC」→国道48号・県道経由で大倉地区)。鉄道はJR亀山→名古屋→東京→仙台、仙台駅から路線バス「定義」行で約1時間20分。
最寄駅
JR仙山線「愛子(あやし)駅」または仙台駅(バス起点)
駐車場
あり(無料・大規模駐車場、門前町周辺に複数)。
所要
1.5〜2.5時間(参拝+門前食べ歩き)

D E E P D I V E

深掘り

歴史

歴史

定義如来 西方寺は、平安時代末期、平家の重臣・平貞能(たいらのさだよし)にゆかりをもつ寺と伝わる。壇ノ浦の戦い(1185年)に敗れた平家方の貞能は、難を逃れてこの地に隠れ住み、平家一門の冥福と平和を祈って守り本尊の阿弥陀如来を安置したとされる。以来約800年、御本尊は秘仏として大本堂に祀られ、親しみを込めて「定義(じょうぎ)さん」と呼ばれてきた。後年、貞能の墓所に建てられた草庵が寺の起源となり、極楽山西方寺として法灯を伝える。境内には御本尊を祀る大本堂、平貞能を祀る貞能堂、そして総青森ヒバ造りの五重塔などが整えられ、東北有数の参詣地となっている。定義如来西方寺 公式サイト, 定義如来西方寺について|公式, 定義如来 西方寺|せんだい旅日和

文化的背景

文化的背景

定義如来は、平家の落人伝説と浄土信仰(阿弥陀如来)が結びついた、東北の山里の信仰拠点である。敗者となった平貞能が守り抜いた仏を祀るという由緒は、判官贔屓(敗者への共感)の心情と結びつき、安産・縁結び・子宝という生活に密着した祈願へと展開してきた。秘仏の御本尊を中心に、貞能堂・五重塔・大本堂が一体の聖域を形づくる。さらに特筆すべきは、門前に発達した食文化で、明治創業の定義とうふ店が揚げる分厚い「三角あぶらあげ」は、参拝と一体の名物として全国的に知られる。信仰と食、伝説と門前町が分かちがたく結びついた、生きた参詣文化の好例である。定義如来西方寺について|公式, 平家ゆかりの定義如来西方寺参拝のあとは三角定義あぶらあげで小腹を満たす|mediall

地元視点

地元視点

仙台市や宮城県の観光案内では、定義如来 西方寺は「定義さん」の愛称で、安産・縁結びの祈願と門前の食べ歩きを楽しむ定番の参詣地として紹介される。仙台駅からバスで山あいへ向かう小旅行として親しまれ、特に名物の三角あぶらあげは「一日に約一万枚売れる」とも伝えられる人気で、1枚150円程度で揚げたてを味わえる。参拝者は五重塔や大本堂を巡ったあと、門前町でおにぎりや甘味とともに油揚げを食べ歩くのが定番の流れとされる。仙台 定義山で縁結びと食べ歩きを満喫|楽天トラベル, 定義如来 西方寺|せんだい旅日和

ベストシーズン

ベストシーズン

拝観時間(大本堂 7:45〜16:15)内の日中が基本。桜・新緑〜紅葉の頃は山あいの境内と五重塔の景観が美しい。三角あぶらあげの揚げたてを狙うなら参拝とあわせて昼前後が無難。冬季は積雪・路面凍結に注意。

撮影のコツ

撮影のコツ

五重塔は青空を背景に下から見上げると総青森ヒバの重層屋根が映える。大本堂・貞能堂とあわせて山あいの緑を画面に入れると参詣地の雰囲気が伝わる。門前では揚げたての三角あぶらあげの厚みが分かるよう近接で。混雑時は参道での三脚使用を避ける。

注意事項

注意事項

現役の信仰の場のため、堂内の撮影可否や参拝作法は現地表示・案内に従う。門前町は参拝客で混み合うため、揚げたて油揚げの行列や歩行者に配慮する。山あいで冬季は積雪・凍結があり、バス便も限られるため時刻を事前確認する。境内の各堂で拝観時間が異なる点に注意。

関連作品

関連作品

トリビア

トリビア

  • - 御本尊の阿弥陀如来は秘仏で、平貞能が守り伝えたと伝わり、約800年信仰されている。
  • - 五重塔は総青森ヒバ造りで、平成期に建立された比較的新しい塔である。
  • - 門前の定義とうふ店(明治23年創業)の三角あぶらあげは1日約一万枚売れるともいわれる名物。

外部レビュー

外部レビュー

出典

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