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名鑑大石神ピラミッド

S P O T / SPOT-313

聖地・ミステリー

大石神ピラミッド

おおいしがみぴらみっど

青森県新郷村戸来の山間にある巨石群で、周囲約12mの巨石を中心に「方位石」「太陽石」「星座石」「鏡石」などと名づけられた石が点在する。昭和9〜10年(1934〜35年)、画家の鳥谷幡山が「故郷にもピラミッドがある」として、日本各地の山をピラミッドと認定していた酒井勝軍を招き、調査の結果これを「日本ピラミッド」のひとつと認定したことで知られる。竹内文書に基づき、エジプトより古い数万年前の太陽礼拝所だとする主張がなされ、同村にある「キリストの墓」とともに新郷村のミステリースポットの双璧をなす。考古学的裏付けはなく、地質学的には自然の岩塊と解されるが、巨石信仰と昭和の超古代史ブームが交差した文化現象として注目される。

大石神ピラミッド
出典: ニッポン旅マガジン(https://tabi-mag.jp/ao0031/)※掲載許諾申請中

H I G H L I G H T S

見どころ

  • 01周囲約12mの巨石を中心に複数の巨石が点在する山中の遺構
  • 02「方位石」「太陽石」「星座石」「鏡石」と名づけられた個々の巨石
  • 03酒井勝軍が認定した「日本ピラミッド」のひとつという来歴
  • 04巨石群の入口に立つ朱塗りの鳥居と説明板

A C C E S S / M E T A

基本情報

所在地
青森県 三戸郡新郷村
住所
〒039-1801 青森県三戸郡新郷村大字戸来字雨池11
拝観料
無料
時間
見学自由(冬季は積雪により通行不可)
状態
現存
亀山から
現実的には新幹線(名古屋→東京→八戸、約5〜6時間)の後、八戸駅から車で約45分。車のみなら東北自動車道経由で約12時間。
最寄駅
JR八戸駅(車で約45分)
駐車場
あり(無料・普通車)
所要
30分〜1時間

D E E P D I V E

深掘り

歴史

歴史

大石神ピラミッドは青森県三戸郡新郷村大字戸来の山間にある巨石群で、十和田湖東岸から20kmほどの位置にある。周囲約12mの巨石を中心に石が点在し、「方位石」「太陽石」「星座石」「鏡石」などの名称が付けられている。昭和9年(1934年)、青森県出身の画家・鳥谷幡山が「故郷にもピラミッドがある」と主張し、日本各地の山をピラミッドと認定していた酒井勝軍を招いて村を訪れた。酒井は探索の結果、大石神山を「日本ピラミッド」と認定し、これが日本のピラミッド第2号とされた。発見の経緯は、超古代史家・竹内巨麿が同村でキリストの墓を「発見」した翌日に鳥谷幡山がこの巨石群を「発見」したと伝えられ、いずれも竹内文書(竹内古文書)の世界観に連なる。大石神ピラミッド - Wikipedia, 新郷村公式, 大石神ピラミッド - ニッポン旅マガジン

文化的背景

文化的背景

この巨石群は、竹内文書に基づく「日本には7基のピラミッドがあり、いずれもエジプトより古い数万年前の太陽礼拝所だ」とする超古代史言説のなかで意味づけられた。方位石が東西南北を正確に指す、星座石に古代の星座が、鏡石に古代文字が刻まれている、といった主張がなされるが、これらに考古学・地質学的な裏付けはなく、学術的には自然の岩塊と解される。重要なのは、これが日本古来の磐座(いわくら)・巨石信仰の感覚と、昭和初期の超古代史・日本ピラミッドブームが結びついた文化現象だという点である。同村の「キリストの墓」と並び、戦前のオカルト的ナショナリズムと地域観光が交差した稀有な事例として民俗・文化史的に位置づけられる。十和田湖:大石神ピラミッド - aotabi, 大石神ピラミッド - 日本すきま漫遊記

地元視点

地元視点

新郷村はこの巨石群を「キリストの墓」とともに村の主要観光資源として位置づけ、公式サイトや観光案内で紹介している。巨石群の入口には朱塗りの鳥居と説明板が整備され、見学路が確保されている。地元としては、超古代史の真偽そのものよりも、村のミステリー観光(キリストの墓・大石神ピラミッド・キリスト祭)の核として活用しており、訪問者を受け入れる体制を整えている。新郷村公式, Amazing AOMORI, VISIT HACHINOHE

ベストシーズン

ベストシーズン

新緑〜紅葉期(5〜10月)。冬季は積雪のため通行不可。木漏れ日のある晴天の日中が巨石の質感を捉えやすい。

撮影のコツ

撮影のコツ

入口の朱塗りの鳥居と巨石の盛り上がり(マウンド)を一緒に収める構図が象徴的。個々の名付き巨石は説明板と合わせて記録すると文脈が伝わる。森の中で光量が落ちるため手ぶれ注意。

注意事項

注意事項

山中の巨石遺構で、冬季は積雪により通行不可。獣道を含む箇所があり歩きやすい靴推奨。クマ等の野生動物に注意。巨石や鳥居・説明板には不用意に触れず、信仰の対象として静かに見学する。心霊・オカルト的に煽らず、文化現象として敬意をもって接する。

関連作品

関連作品

  • - ムー系オカルトメディア・超古代史関連書籍で「日本ピラミッド」の代表例として頻出。webムー
  • - 新郷村の「キリストの墓」「キリスト祭」と一体のミステリー観光として旅メディアに紹介される。トラベルjp

トリビア

トリビア

  • - 竹内文書では日本に7基のピラミッドがあるとされ、葦嶽山(広島)に次ぐ第2号がこの大石神とされる。
  • - 同村の「キリストの墓」は竹内巨麿が発見したとされ、大石神はその翌日に鳥谷幡山が発見したと伝わる。
  • - 鏡石には古代文字が、星座石には古代の星座が刻まれているとされるが、考古学的裏付けはない。

外部レビュー

外部レビュー

出典

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