S P O T / SPOT-309
大谷資料館
おおやしりょうかん
宇都宮市大谷町で産出する軽石凝灰岩「大谷石」の地下採掘場跡を公開する施設。1919年(大正8年)から1986年(昭和61年)までの約70年をかけて石を切り出した結果生まれた地下空間は、広さ約2万平方メートル(140m×150m)、平均地下30m・最深部約60m、年間平均気温8度前後という巨大な人工洞窟である。垂直に削り出された壁面と、規則的に残された四角い柱が連なる光景は地下神殿を思わせ、照明演出によって幻想的な景観をつくる。涼しく安定した環境を生かし、コンサート・美術展・映画やCMのロケ地、近年は結婚式場としても利用される。
H I G H L I G H T S
見どころ
- 01野球場が入る広さ約2万平方メートルの巨大地下空間
- 02垂直に削り出された壁面と規則的に残る四角柱が連なる「地下神殿」的景観
- 03平均気温8度前後・年間を通じてひんやりした人工洞窟
- 04コンサート・美術展・映画/CMロケ・結婚式に使われる演出された地下劇場
A C C E S S / M E T A
基本情報
- 所在地
- 栃木県 宇都宮市
- 住所
- 栃木県宇都宮市大谷町909
- 拝観料
- 大人800円/小・中学生400円/未就学児無料
- 時間
- 4〜11月 9:00〜17:00(最終入館16:30)/12〜3月 9:30〜16:30(最終入館16:00)
- 状態
- 現存
- 亀山から
- 車で約5時間30分(新名神・新東名→東名→首都高・東北道、宇都宮ICから大谷へ約15分)。鉄道なら東海道新幹線で東京、東北新幹線でJR宇都宮駅、関東バス「大谷資料館入口」下車。
- 最寄駅
- JR「宇都宮駅」(バス利用)/東武「東武宇都宮駅」
- 徒歩
- 5分
- 駐車場
- あり・無料(普通車約350台・大型可)
- 所要
- 45〜90分
D E E P D I V E
深掘り
歴史
歴史
大谷石は宇都宮市大谷町一帯で採れる軽石凝灰岩で、柔らかく加工しやすいうえ耐火性に優れることから、古くから building 石材として用いられてきた。大谷資料館が公開する地下採掘場跡は、1919年(大正8年)から1986年(昭和61年)までの約70年をかけて石を掘り出した結果生まれた空間で、広さは約2万平方メートル(140m×150m)、野球場が一つ入る規模に及ぶ。平均で地下30m、最も深いところは約60mに達し、洞内の平均気温は8度前後で安定している。大谷資料館公式, 大谷資料館 - Wikipedia 採掘終了後、この空間は資料館として整備・公開され、大谷石採掘の道具・工程・歴史を伝える展示とともに、巨大地下空間そのものを体感できる施設となった。宇都宮観光ナビ
文化的背景
文化的背景
大谷石は、フランク・ロイド・ライト設計の旧帝国ホテル(1923年)に外装・内装材として用いられたことで知られ、近代日本の建築文化を象徴する地場素材である。その採掘の現場が、産業遺産でありながら美的・演出的価値をもつ「地下劇場」として再発見された点に、この場所の文化的特異性がある。大谷資料館公式 人の手とツルハシ、のちに機械によって垂直に削り出された壁面と、天井を支えるために規則的に残された四角い柱が連なる空間は、意図せず神殿や教会の身廊を思わせる崇高さを帯びる。涼しく安定した環境はコンサートや美術展、映画・CMのロケ地、結婚式場としての利用を生み、産業の記憶と現代の表現が重なり合う場として更新され続けている。宇都宮市
地元視点
地元視点
ベストシーズン
ベストシーズン
洞内は年中8度前後で安定するため通年見学可。夏は涼を求める来訪に最適。冬は特に冷えるため防寒必須。日中の開館時間内、混雑を避けるなら平日午前。
撮影のコツ
撮影のコツ
照明に浮かぶ柱と壁面、人物を小さく入れてスケール感を出す構図が効果的。三脚やフラッシュ使用は現地ルールに従う。低温・高湿でレンズが曇りやすいので入洞前後の結露に注意。
注意事項
注意事項
洞内は年間平均8度前後と低温で、夏でも肌寒いため上着が必要。足元は暗く滑りやすい箇所があるので歩きやすい靴で。12〜3月は火曜定休・年末年始休あり。展示・構造物に不用意に触れず、撮影・三脚使用は現地ルールに従う。
関連作品
関連作品
トリビア
トリビア
- - 地下空間は約2万平方メートルで、野球場が一つ入る大きさ。
- - 平均地下30m、最深部は約60m、洞内平均気温は8度前後。
- - 採掘期間は1919年から1986年までの約70年。
- - 大谷石はフランク・ロイド・ライト設計の旧帝国ホテルに使われ、近代建築史に名を残す。
外部レビュー
外部レビュー
出典