S P O T / SPOT-303
龍泉洞
りゅうせんどう
岩手県岩泉町にある、秋芳洞・龍河洞と並ぶ日本三大鍾乳洞のひとつ。総延長は推定5,000メートル以上とされ、うち約700メートルが観光コースとして公開されている。最大の特徴は、透明度がきわめて高い地下水をたたえた複数の地底湖で、第三地底湖は最大水深98メートルを誇る。湖水は青く澄み、ライトに照らされた深い藍色は「ドラゴンブルー」と称される。洞内に生息するコウモリと一体で国の天然記念物に指定されており、清冽な湧水は名水としても知られる。2016年の台風被害から復旧を遂げ、現在も東北を代表する自然観光地となっている。

H I G H L I G H T S
見どころ
- 01ライトに照らされて青く沈む地底湖「ドラゴンブルー」の透明度
- 02最大水深98メートルの第三地底湖を覗き込む高低差のある観覧通路
- 03複数の地底湖と鍾乳石が連なる総延長5,000メートル級の地下空間
A C C E S S / M E T A
基本情報
- 所在地
- 岩手県 岩泉町
- 住所
- 〒027-0501 岩手県下閉伊郡岩泉町岩泉神成1-1
- 拝観料
- 大人1,100円、小中学生550円、未就学児無料
- 時間
- 8:30〜18:00(5〜9月)/8:30〜17:00(10〜4月)
- 状態
- 現存(国の天然記念物)
- 亀山から
- 遠方のため鉄道+車。亀山駅→(新幹線)盛岡駅、所要約6〜7時間。盛岡駅からバス・車で岩泉・龍泉洞まで約2時間。車なら名阪・新名神・東名・東北道経由で約11〜12時間。
- 最寄駅
- 三陸鉄道リアス線「岩泉小本駅」(バス乗継)
- 徒歩
- 5分
- 駐車場
- あり・無料・普通車多数
- 所要
- 観光コース40分〜1時間
D E E P D I V E
深掘り
歴史
歴史
龍泉洞のある岩泉一帯は古くから湧水地として知られ、洞窟は長く信仰や生活用水と結びついてきた。学術的な調査・観光開発が進み、洞内のコウモリと一体で国の天然記念物に指定された。総延長は推定5,000メートル以上で、調査により水中の通路や新たな地底湖が確認され続けている。公開区間は約700メートル。2016年の台風10号で大規模な浸水被害を受け一時閉鎖されたが、復旧工事を経て営業を再開し、東北観光の核として更新され続けている。龍泉洞 - Wikipedia, 日本観光鍾乳洞協会
文化的背景
文化的背景
鍾乳洞は石灰岩が地下水に長い年月をかけて溶かされて形成される地形で、龍泉洞の地底湖はその溶食過程と豊富な地下水が組み合わさった結果である。古来、清冽な湧水は信仰の対象や名水として尊ばれ、龍泉洞の「龍」の名も水神信仰と無縁ではない。現代では、ライトアップによる「ドラゴンブルー」の演出が地質遺産の鑑賞体験を更新し、自然科学の学びと観光が両立する場として機能している。龍泉洞 - Wikipedia, いわての旅
地元視点
地元視点
岩泉町にとって龍泉洞は最大級の観光資源で、龍泉新洞科学館や名水を使った特産品とも連動している。2016年台風被害からの復旧は地域を挙げた取り組みとして語られ、観光ガイド付きツアーや学習旅行の受け入れも盛んである。地元では清冽な湧水を誇りとし、保全と公開の両立に取り組んでいる。岩泉町・龍泉洞WEBサイト, さんりく旅しるべ
ベストシーズン
ベストシーズン
洞内は通年約10度前後で安定。夏は涼を求める来訪に最適、紅葉期の周辺景観も美しい。地底湖の青さは照明で通年楽しめる。
撮影のコツ
撮影のコツ
地底湖は手すり越しに見下ろす構図が定番。フラッシュは水面の反射を起こすため避け、手すりや岩に固定して長秒で青の階調を捉える。湿度が高くレンズが曇るので、入洞前後の温度差に注意。
注意事項
注意事項
洞内気温は10度前後と低く、夏でも上着推奨。通路は濡れて滑りやすく高低差があるため歩きやすい靴で。地底湖近接区間は柵越しの見学を厳守し、身を乗り出さない。天然記念物のため鍾乳石への接触は厳禁。
関連作品
関連作品
トリビア
トリビア
- - 第三地底湖の最大水深は98メートルで、透明度の高さから「ドラゴンブルー」と呼ばれる。
- - 洞内のコウモリと一体で国の天然記念物に指定されている。
- - 2016年の台風10号で大規模浸水し一時閉鎖されたが、復旧して営業を再開した。
外部レビュー
外部レビュー
出典