異界巡礼

BIZARRE JAPAN

名鑑軍艦島デジタルミュージアム

S P O T / SPOT-293

B級・カオス

軍艦島デジタルミュージアム

ぐんかんじまでじたるみゅーじあむ

長崎港に浮かぶ端島(通称・軍艦島)を、最新のデジタル技術で屋内に再現した体感型ミュージアム。上陸が天候や潮位に大きく左右され、内部の建物群も崩落の進行で立入禁止が続く軍艦島に代わり、4Kの大型立体シアターやVR、プロジェクションマッピングで在りし日の島と廃墟化した現在の姿を疑似体験できる。グラバー園にほど近い松が枝町に立地し、世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産」の構成資産でもある軍艦島の歴史を、危険を伴わず学べる代替施設として機能する。海底炭鉱で栄え、わずか数十年で無人廃墟と化した島の急激な盛衰を、映像と展示で立体的に伝える。

軍艦島デジタルミュージアム
Wikimedia Commons / STA3816 / CC BY-SA 4.0

H I G H L I G H T S

見どころ

  • 01上陸困難な軍艦島を4K立体シアター・VRで屋内疑似体験できる
  • 02崩落で立入禁止の建物内部をデジタル復元・プロジェクションマッピングで再現
  • 03世界文化遺産・端島炭鉱の急激な盛衰を映像と実物資料で立体的に展示
  • 04天候・潮位に左右されず安全に廃墟と近代産業遺産を学べる代替施設

A C C E S S / M E T A

基本情報

所在地
長崎県 長崎市
住所
〒850-0921 長崎県長崎市松が枝町5-6
拝観料
一般1,800円/中高生1,300円/小学生800円/幼児500円/3歳未満無料(団体割引あり)
時間
9:00〜17:00(最終入館16:30)/不定休
状態
現存
亀山から
車で約8時間(名阪国道〜新名神〜中国道〜九州道〜長崎道)。亀山市からは現実的には新幹線で博多経由、または飛行機で長崎空港まで行き、長崎市街へ。最寄りは長崎電気軌道「大浦天主堂」電停徒歩1分。
最寄駅
長崎電気軌道「大浦天主堂」電停
徒歩
1分
駐車場
専用駐車場なし・周辺のコインパーキング利用
所要
1〜1.5時間

D E E P D I V E

深掘り

歴史

歴史

軍艦島デジタルミュージアムは、長崎市松が枝町に所在する屋内型の体感ミュージアムで、端島(軍艦島)をテーマとする。軍艦島デジタルミュージアム(公式) 端島は明治期以降、海底炭鉱の島として急速に発展し、高層鉄筋アパートが密集して最盛期には世界有数の人口密度を記録したが、エネルギー転換による炭鉱閉山(1974年)で全島民が離島し、無人の廃墟島となった。2015年には「明治日本の産業革命遺産」の構成資産として世界文化遺産に登録されている。実際の上陸は天候・潮位の条件が厳しく、島内の建物群は崩落が進んで大半が立入禁止のため、本ミュージアムは島の歴史と現状を安全に伝える施設として整備された。軍艦島デジタルミュージアム - travel nagasaki

文化的背景

文化的背景

軍艦島は、近代日本の重工業化を支えた炭鉱の島であると同時に、産業の盛衰がそのまま無人の廃墟として可視化された「産業遺産=廃墟」の象徴である。デジタルミュージアムは、立入困難な廃墟をデジタル技術で復元・追体験させることで、廃墟ツーリズムと文化遺産教育の中間に立つ。軍艦島デジタルミュージアム - ながさき旅ネット かつての生活の記憶(学校・商店・住居)と、現在の崩落していく建物群とを同じ空間で対比させることで、繁栄と廃墟という二つの時間を重ねて提示する点に独自性がある。世界遺産登録をめぐっては労働の歴史に関する多面的な議論もあり、施設は産業技術史を軸にした展示を行っている。

地元視点

地元視点

施設はグラバー園・大浦天主堂といった長崎観光の中心エリアに位置し、軍艦島上陸クルーズの発着とあわせて回遊できる立地にある。軍艦島デジタルミュージアム(公式) 上陸ツアーは天候・海況で中止になることも多く、上陸できなかった来訪者や、上陸前後に知識を深めたい人の受け皿として機能している。修学旅行の学習プログラムにも組み込まれ、危険を伴わずに産業遺産を学べる教育施設としての性格も強い。学習プログラム - travel nagasaki

ベストシーズン

ベストシーズン

屋内施設のため天候を問わず通年楽しめる。軍艦島上陸クルーズが欠航しやすい荒天日や、潮位条件で上陸できない日に立ち寄る価値が高い。午前中の早い時間帯は混雑が比較的少ない。

撮影のコツ

撮影のコツ

館内は4Kシアターやプロジェクションマッピングなど暗所展示が中心のため、フラッシュは避ける(他の来館者・映像の妨げになる)。撮影可否は展示ごとに館内表示に従う。外観は「軍艦島デジタルミュージアム」のサインが入ったビル正面を、向かいの歩道側から縦構図で収めると施設名が読み取れる。

注意事項

注意事項

本施設は屋内のミュージアムであり、軍艦島そのものへの上陸施設ではない(上陸は別途クルーズが必要で、天候・海況により欠航も多い)。館内の暗所展示ではフラッシュ撮影・三脚使用が制限される場合がある。展示はかつての島民の生活と労働の歴史を扱うため、敬意をもって見学する。

関連作品

関連作品

トリビア

トリビア

  • - 軍艦島本体は崩落が進み大半が立入禁止のため、本施設が安全な代替体験施設として整備された。
  • - 端島は世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産」の構成資産のひとつ。
  • - 最寄りは長崎電気軌道「大浦天主堂」電停で徒歩約1分、グラバー園からも至近。

外部レビュー

外部レビュー

出典

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