S P O T / SPOT-290
押戸石の丘
おしといしのおか
熊本県南小国町、阿蘇外輪山の標高約845mの草原の丘に大小数百個の石が点在し、その中で最大の巨石が通称「押戸石」と呼ばれる遺跡的景観地。頂上付近の巨石には線刻文様(ペトログラフ)があり、シュメール文字との関連やシュメール系海洋民族の祭祀の場であったとする説が、日本ペトログラフ協会などにより唱えられてきた。山頂一帯の石群は人工的に配置された環状列石とする見解もある。巨石の一部では方位磁石が大きく振れる磁気異常が観察され、「太陽石」などの名で親しまれる。学術的評価には諸説があるが、阿蘇のカルデラと九重連山を望む360度の草原景観の中に巨石が立ち並ぶ独特の場として、古代信仰のロマンと絶景の双方を体感できるスポットになっている。

H I G H L I G H T S
見どころ
- 01標高約845mの草原に立ち並ぶ大小数百個の巨石群
- 02巨石に刻まれた線刻文様(ペトログラフ)とシュメール文字説
- 03方位磁石が大きく振れる磁気異常(『太陽石』など)
- 04阿蘇カルデラと九重連山を望む360度の大草原パノラマ
A C C E S S / M E T A
基本情報
- 所在地
- 熊本県 阿蘇郡南小国町
- 住所
- 〒869-2502 熊本県阿蘇郡南小国町中原
- 拝観料
- 見学料あり(おおむね大人300円程度・受付にて)
- 時間
- 受付制(日中。天候・季節で変動、事前確認推奨)
- 状態
- 現存(私有地・受付制)
- 亀山から
- 車で約6時間(亀山IC→新名神・山陽道・九州道、熊本IC・大津から国道57・212号・マゼノミステリーロード経由)。空路なら阿蘇くまもと空港からレンタカーで約1.5時間。
- 最寄駅
- 鉄道駅から遠隔(最寄りはJR豊肥本線方面・阿蘇駅等から車)
- 駐車場
- あり(受付に隣接)
- 所要
- 1〜1.5時間
D E E P D I V E
深掘り
歴史
歴史
押戸石の丘は阿蘇外輪山北部、標高約845mの草原の丘で、大小数百個の石が点在する。南小国町教育委員会が巨石群に不思議な線刻文様があることに気づき、日本ペトログラフ協会の調査により、それが古代文字(ペトログラフ)でありシュメール文字に通じるとする説が示された。また山頂一帯の石群は人工的に配置された環状列石とする見解も唱えられ、先史時代の巨石文化遺跡とする評価が一部の岩石芸術関連の場で紹介されてきた。これらの説は確立した定説ではなく諸説のひとつである点に留意が必要だが、巨石が並ぶ景観そのものは強い存在感を持つ。南小国町, 熊本県観光サイト もっと、もっと、くまもと, ニッポン旅マガジン
文化的背景
文化的背景
地元視点
地元視点
ベストシーズン
ベストシーズン
新緑〜夏(5〜9月)の晴天日。青空と緑の草原に巨石が映える。早朝・夕方は光が低く石の陰影と眺望が美しいが、強風・濃霧の日は視界・安全に注意。
撮影のコツ
撮影のコツ
巨石を前景に阿蘇・九重連山のパノラマを背景にした広角構図が定番。青空と草原のコントラストが強い順光〜斜光時が映える。線刻文様の接写は柔らかい光で。私有地のため受付の指示・立入区分に従う。
注意事項
注意事項
私有地のため受付・見学料が必要で、立入区分や受付の指示に従うこと。草原地帯で天候が急変しやすく、強風・雷雨・濃霧・熱中症に注意。日陰がほぼないため日射・防寒・足元(草地)の対策を。
関連作品
関連作品
トリビア
トリビア
- - 通称『太陽石』の付近では方位磁石が大きく振れる磁気異常が報告されている。
- - 巨石の線刻文様をシュメール文字とする説があるが、考古学的に確立した定説ではない。
- - 阿蘇外輪山・標高約845mの草原に位置し、360度の大パノラマが広がる。
外部レビュー
外部レビュー
出典