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名鑑大弁財天(最福寺)

S P O T / SPOT-248

土俗・奇祭

大弁財天(最福寺)

だいべんざいてん

鹿児島市平川町の高野山真言宗・総本山烏帽子山最福寺の四恩殿に安置される、像高18.5メートルの木彫の弁財天坐像。「世界一の木彫弁財天」「世界最大の木彫座佛大弁財天」とされ、京都の仏師・松本明慶(松本工房)が約10年以上をかけて制作し、2000年(平成12年)5月14日に開眼した。寄木造で檜材を用い、総重量は100トン以上にのぼる。これを収める四恩殿は高さ約33メートル・幅約31.5メートル・奥行き約44メートルという巨大な堂で、屋内に18.5メートルの木彫像が座する規模感は他に類を見ない。現代に新造された木彫巨像という点で、伝統技術と現代の発願が結びついた稀有な造形であり、平成期を代表する宗教的モニュメントのひとつといえる。

大弁財天(最福寺)
Wikimedia Commons / Hirase / CC BY-SA 3.0

H I G H L I G H T S

見どころ

  • 01屋内に座する像高18.5メートルの「世界一の木彫弁財天」という圧倒的スケール
  • 02仏師・松本明慶が10年以上かけて寄木造・檜材で新造した平成の巨大木彫像
  • 03高さ33メートル級の四恩殿に巨像が収まる、堂と像の規模感の異様さ

A C C E S S / M E T A

基本情報

所在地
鹿児島県 鹿児島市
住所
〒891-0133 鹿児島県鹿児島市平川町4850-1
拝観料
拝観無料(公式に拝観料の記載なし)
時間
拝観時間内(公式サイトに明記なし・要問い合わせ)
状態
現存
亀山から
車+新幹線で片道約5〜6時間(亀山→名古屋→新幹線鹿児島中央駅→車で約30分)。日帰りは厳しく1泊推奨。
最寄駅
JR指宿枕崎線「五位野駅」
駐車場
あり
所要
約30分〜1時間

D E E P D I V E

深掘り

歴史

歴史

最福寺は鹿児島市平川町にある高野山真言宗の単立寺院で、総本山烏帽子山最福寺と称する。その四恩殿に安置される大弁財天は、像高18.5メートル(幅約10メートル・奥行き約7メートル)の木彫坐像で、「世界一の木彫弁財天」「世界最大の木彫座佛大弁財天」とされる。京都の仏師・松本明慶が率いる松本工房が約10〜12年をかけて制作し、2000年(平成12年)5月14日に開眼した。構造は寄木造で檜(ひば)材を用い、総重量は100トン以上にのぼるとされる。これを収める四恩殿は高さ約33メートル・幅約31.5メートル・奥行き約44メートルの巨大な堂である。正式には「聖地宇賀弁財天」とも称され、平成大仏・大弁財天として知られる。大弁財天について - 最福寺 公式サイト, 最福寺(鹿児島市) - Wikipedia)

文化的背景

文化的背景

弁財天は、ヒンドゥー教の女神サラスヴァティーに由来し、水・音楽・弁舌・財福をつかさどる神として日本に定着した存在で、神仏習合のなかで宇賀神と結びつき「宇賀弁財天」として信仰されてきた。最福寺の大弁財天は、こうした伝統的な弁財天信仰を、現代の仏師の手による巨大木彫として具現化した点に特徴がある。奈良・鎌倉の大仏が金銅・銅造であるのに対し、本像は木彫で18.5メートルという規模を実現しており、現代における木造彫刻技術の到達点のひとつといえる。古典的な造像が中世以前に集中するなかで、平成期に新たな発願によって生み出された巨像である点で、信仰の継承と現代的な造形意欲が交わる稀有な事例である。大弁財天について - 最福寺 公式サイト, 最福寺(鹿児島市) - Wikipedia)

地元視点

地元視点

最福寺は鹿児島市南部の平川町、平川動物公園に近い一帯に位置し、四恩殿の大弁財天は地域の参拝・観光の対象となっている。財福・芸能・弁舌の神としての弁財天信仰から、商売繁盛や技芸上達を願う参拝者が訪れる。公式サイトには像の規模・制作経緯が詳述される一方、拝観時間・拝観料の明記はなく、訪問時は事前の問い合わせが望ましい。納骨堂・永代供養なども行う寺院として地域に根づいている。大弁財天について - 最福寺 公式サイト, 最福寺(鹿児島市) - Weblio辞書

ベストシーズン

ベストシーズン

屋内安置のため通年。鹿児島市南部の平川動物公園や錦江湾観光と組み合わせやすい。

撮影のコツ

撮影のコツ

堂内撮影の可否は現地表示・寺院の指示に従う。撮影可の場合、18.5メートルの像高を表すには像の足元から見上げる構図や、堂内の人物を入れてスケールを対比させると規模感が伝わる。

注意事項

注意事項

信仰の対象である仏像のため、堂内では静粛に参拝し、撮影の可否や参拝マナーは現地の指示に従う。像や仏具に触れない。拝観時間・拝観料が公式に明記されていないため、訪問前に寺院へ確認するのが望ましい。

関連作品

関連作品

トリビア

トリビア

  • - 像高18.5メートルは「世界一の木彫弁財天」「世界最大の木彫座佛大弁財天」とされる。
  • - 制作は京都の仏師・松本明慶(松本工房)で、約10年以上を要した。
  • - 2000年(平成12年)5月14日に開眼した平成期の新造巨像。
  • - 寄木造・檜材で、総重量は100トン以上にのぼるとされる。
  • - 収容する四恩殿は高さ約33メートルの巨大な堂。

外部レビュー

外部レビュー

出典

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