S P O T / SPOT-201
のとキリコ会館
のとキリコかいかん/ Noto Kiriko Kaikan (Noto Kiriko Exhibition Hall)
能登町宇出津(うしつ)に置かれたキリコ祭り(切子灯籠灯籠神事)の常設展示施設。宇出津の「あばれ祭」(石川県無形民俗文化財・毎年7月第1金・土曜日)で使用される高さ6〜10m級のキリコを実物展示する。2015年に日本遺産「灯り舞う半島 能登 熱狂のキリコ祭り」の構成文化財に認定。
H I G H L I G H T S
見どころ
- 01宇出津あばれ祭(石川県無形民俗文化財)で実際に使用する高さ6〜10m級の巨大キリコの実物展示
- 02切子灯籠(キリコ)の製作技術・地域ごとの形態の違いを解説する展示
- 03350年以上の伝統を持つ「あばれ祭」——神輿を海・川・炎に投げ込む北陸最豪快な祭礼
- 04日本遺産「灯り舞う半島 能登 熱狂のキリコ祭り」(2015年認定)の構成文化財
- 05能登半島地震(2024年)の被害を受けながらも祭り文化の継承に取り組む宇出津コミュニティの拠点
A C C E S S / M E T A
基本情報
- 所在地
- 石川県 鳳珠郡能登町
- 住所
- 石川県鳳珠郡能登町字宇出津ト字50番地1周辺(能登町宇出津)
- 拝観料
- 不確かな情報:地震前は大人400円程度の記録あり。訪問前に能登町ふるさと振興課(Tel 0768-62-8526)に要確認
- 時間
- 不確かな情報:訪問前に能登町ふるさと振興課(Tel 0768-62-8526)に要確認
- 状態
- 2026年時点の営業状況要確認(2024年地震後の閉館・再開情報が混在)
- 亀山から
- 亀山ICから車で約3時間30分(北陸道経由・小松IC〜のと里山海道〜珠洲道路〜能登町宇出津)
D E E P D I V E
深掘り
歴史
歴史
のとキリコ会館は石川県鳳珠郡能登町宇出津に設置されたキリコ(切子灯籠)の常設展示施設。能登半島各地で夏から秋にかけて行われる「キリコ祭り」は・高さ最大15mにもなる巨大な直方体の灯籠(切子灯籠=キリコ)を担ぎ練り歩く灯籠神事。宇出津の「あばれ祭」は毎年7月第1金曜日・土曜日に八坂神社の祭礼として行われ・約350年前の江戸寛文年間(1661〜1672年)に疫病鎮静の祈願として始まったとされる。石川県の無形民俗文化財に指定。2015年には日本遺産「灯り舞う半島 能登 熱狂のキリコ祭り」として文化庁認定を受けた。
宗教
宗教
あばれ祭は宇出津の八坂神社(京都八坂神社の流れを汲む)の祭礼。疫病を祓う牛頭天王(スサノオ)信仰に基づき・神輿を海・川・炎の中に投げ込む荒々しい神事が特徴。悪いものを火で清める思想が核心。キリコは神輿の供として町を練り歩く奉燈(ほうとう=奉納灯籠)であり・各町内会が独自のキリコを所有・管理する。
建築
建築
のとキリコ会館では宇出津のあばれ祭で実際に使用される高さ6m前後のキリコ(他の能登地域のキリコと比較して小ぶりだが・台座・櫓が付いて造りが凝っている)を実物展示。能登半島各地の多様なキリコの形態——輪島塗・金箔装飾・絵巻装飾・船上を移動するものなど地域ごとの独自性も紹介。宇出津のキリコは地元の唯一のキリコ職人・町分浩氏が製作(取材当時)。一基の製作期間は7〜8か月で・各集落が20〜30年サイクルで新造する。
文化財
文化財
「あばれ祭(宇出津のキリコ祭り)」は石川県指定無形民俗文化財。2015年日本遺産「灯り舞う半島 能登 熱狂のキリコ祭り」の構成文化財(ストーリー認定番号006)。
注意事項
注意事項
【被災後の運営状況:不確かな情報・要確認】2024年1月1日の能登半島地震後・のとキリコ会館(能登町宇出津)の公式ウェブサイト(notokiriko.com)はDNSエラーで接続不能の状態(2026年調査時点)。石川県観光公式サイトにも掲載が確認できていない。一方・石川県内の別の「輪島キリコ会館」(輪島市マリンタウン)は地震後に一時休館後・現在は通常営業再開している(2024年以降の情報)。のとキリコ会館は輪島キリコ会館とは別施設である(輪島市ではなく能登町宇出津)ため混同しないよう注意。能登町でのあばれ祭は2025年も開催継続が確認されている(石川県観光公式サイト2026年2月記事)。しかし施設の復旧状況・営業再開については確実な情報が取得できておらず「不確かな情報」とする。能登町役場ふるさと振興課(Tel 0768-62-8526)への事前確認を強く推奨する。