異界巡礼

BIZARRE JAPAN

名鑑船津胎内樹型

S P O T / SPOT-100

聖地・ミステリー

船津胎内樹型

ふなつたいないじゅけい

富士山の噴火で生まれた溶岩樹型を、富士講が胎内巡りの霊地として信仰した場所。内部の肋骨状の模様や洞穴の形状が母胎になぞらえられ、登拝前に洞内を巡って身を清める行為が行われた。自然が生んだ洞穴と、再生・浄化・安産の信仰が重なった、富士信仰系の自然奇景。

船津胎内樹型
Wikimedia Commons / ジョジョの珍妙な冒険 / CC BY-SA 4.0

H I G H L I G H T S

見どころ

  • 01溶岩が樹木を包み込んで生まれた天然記念物の洞穴
  • 02富士講の登拝前に行われた胎内巡りの霊地
  • 03自然地形が母胎・再生・安産信仰へ転化した独特の場

A C C E S S / M E T A

基本情報

所在地
山梨県 南都留郡富士河口湖町
住所
〒401-0301 山梨県南都留郡富士河口湖町船津6603
拝観料
高校生以上200円、小・中学生100円(要公式確認)
時間
9:00〜17:00、月曜・年末休館(6〜8月無休、祝日開館・要確認)
状態
現存
亀山から
車で約240分(新名神→伊勢湾岸道→新東名→東富士五湖道路)
駐車場
駐車場あり
所要
60〜90分

D E E P D I V E

深掘り

歴史

歴史

船津胎内樹型は、富士山の噴火による溶岩中に形成された溶岩樹型で、国の天然記念物に指定されている。文化遺産オンライン 文化遺産オンラインは、肋骨状の模様が顕著で、神社の奥から胎内を抜ける観察路が用意されていると説明する。文化遺産オンライン 山梨県公式観光情報では、富士講信者が登拝前日に御胎内を訪れ、洞内を巡って身を清めたと紹介している。富士の国やまなし観光ネット

文化的背景

文化的背景

火山活動が生んだ地形を、胎内、再生、浄化、安産へ読み替えた信仰地である。富士山を遠くから拝むだけでなく、洞穴内部を身体で通過することにより、登拝前の自己更新を行う場として機能した点が特徴的である。

地元視点

地元視点

山梨県公式観光情報では、住所は富士河口湖町船津6603、河口湖駅からバスで20分、駐車場あり、営業時間は9:00〜17:00、月曜・年末休館と案内される。富士の国やまなし観光ネット 富士五湖観光連盟は、河口湖フィールドセンター内の拝観料として小・中学生100円、高校生以上200円を案内している。富士五湖観光連盟

ベストシーズン

ベストシーズン

春〜秋の開館時間内。洞内の足元確認を優先するなら午前がよい。

撮影のコツ

撮影のコツ

外観だけでなく、神社・洞穴入口・案内板を組み合わせると、自然奇景と信仰地の両面が伝わる。

注意事項

注意事項

洞内は狭く暗い可能性がある。足元、頭上、閉所が苦手な人への配慮が必要。最新の開館・料金は施設へ確認する。

関連作品

関連作品

  • - 国指定文化財等データベース「船津胎内樹型」
  • - 富士山世界文化遺産構成資産関連資料
  • - 『船津胎内樹型』Wikipedia日本語版

トリビア

トリビア

  • - 溶岩樹型は、溶岩が樹木を包み込み、木質部が燃えて空洞として残ったもの。
  • - 船津胎内樹型は、肋骨状の模様が特徴とされる。
  • - 内部には木花開耶姫が祀られると紹介される。

出典

出典