S P O T / SPOT-100
船津胎内樹型
ふなつたいないじゅけい
富士山の噴火で生まれた溶岩樹型を、富士講が胎内巡りの霊地として信仰した場所。内部の肋骨状の模様や洞穴の形状が母胎になぞらえられ、登拝前に洞内を巡って身を清める行為が行われた。自然が生んだ洞穴と、再生・浄化・安産の信仰が重なった、富士信仰系の自然奇景。

H I G H L I G H T S
見どころ
- 01溶岩が樹木を包み込んで生まれた天然記念物の洞穴
- 02富士講の登拝前に行われた胎内巡りの霊地
- 03自然地形が母胎・再生・安産信仰へ転化した独特の場
A C C E S S / M E T A
基本情報
- 所在地
- 山梨県 南都留郡富士河口湖町
- 住所
- 〒401-0301 山梨県南都留郡富士河口湖町船津6603
- 拝観料
- 高校生以上200円、小・中学生100円(要公式確認)
- 時間
- 9:00〜17:00、月曜・年末休館(6〜8月無休、祝日開館・要確認)
- 状態
- 現存
- 亀山から
- 車で約240分(新名神→伊勢湾岸道→新東名→東富士五湖道路)
- 駐車場
- 駐車場あり
- 所要
- 60〜90分
D E E P D I V E
深掘り
歴史
歴史
船津胎内樹型は、富士山の噴火による溶岩中に形成された溶岩樹型で、国の天然記念物に指定されている。文化遺産オンライン 文化遺産オンラインは、肋骨状の模様が顕著で、神社の奥から胎内を抜ける観察路が用意されていると説明する。文化遺産オンライン 山梨県公式観光情報では、富士講信者が登拝前日に御胎内を訪れ、洞内を巡って身を清めたと紹介している。富士の国やまなし観光ネット
文化的背景
文化的背景
火山活動が生んだ地形を、胎内、再生、浄化、安産へ読み替えた信仰地である。富士山を遠くから拝むだけでなく、洞穴内部を身体で通過することにより、登拝前の自己更新を行う場として機能した点が特徴的である。
地元視点
地元視点
山梨県公式観光情報では、住所は富士河口湖町船津6603、河口湖駅からバスで20分、駐車場あり、営業時間は9:00〜17:00、月曜・年末休館と案内される。富士の国やまなし観光ネット 富士五湖観光連盟は、河口湖フィールドセンター内の拝観料として小・中学生100円、高校生以上200円を案内している。富士五湖観光連盟
ベストシーズン
ベストシーズン
春〜秋の開館時間内。洞内の足元確認を優先するなら午前がよい。
撮影のコツ
撮影のコツ
外観だけでなく、神社・洞穴入口・案内板を組み合わせると、自然奇景と信仰地の両面が伝わる。
注意事項
注意事項
洞内は狭く暗い可能性がある。足元、頭上、閉所が苦手な人への配慮が必要。最新の開館・料金は施設へ確認する。
関連作品
関連作品
- - 国指定文化財等データベース「船津胎内樹型」
- - 富士山世界文化遺産構成資産関連資料
- - 『船津胎内樹型』Wikipedia日本語版
トリビア
トリビア
- - 溶岩樹型は、溶岩が樹木を包み込み、木質部が燃えて空洞として残ったもの。
- - 船津胎内樹型は、肋骨状の模様が特徴とされる。
- - 内部には木花開耶姫が祀られると紹介される。
出典