S P O T / SPOT-085
B宝館
びーほうかん
経済アナリスト・森永卓郎が自身の集めた膨大な「B級コレクション」を展示する個人運営の私設博物館。公式タグラインは「ビンボーでおバカだけど、ビューティフルな博物館」。一見ガラクタにしか見えない大量生産時代の日用品・パッケージ・玩具・グリコのおまけ・牛乳キャップ・ペットボトルキャップ・ミニカー・キン肉マン消しゴム・空き缶ラベル等を、徹底的に分類・体系化することで、近代日本の消費史・広告史・流通史を映す独自の「歴史/アート」へ反転させる。2014年(平成26年)開館、住宅地に建つコンクリート三階建ての小さな建物に数十万点規模のコレクションが密集する。通常の公的博物館に対する「私設・B級・自己定義」の極北として、B級スポット文化の中核に位置づけられる。

H I G H L I G H T S
見どころ
- 01公式タグライン「ビンボーでおバカだけど、ビューティフルな博物館」
- 02大量生産時代の日用品・パッケージ・玩具・おまけを徹底分類した一点突破型コレクション
- 03森永卓郎が個人運営する稀有な経済アナリスト主宰の私設博物館
A C C E S S / M E T A
基本情報
- 所在地
- 埼玉県 所沢市
- 住所
- 〒359-1153 埼玉県所沢市けやき台2-32-5
- 拝観料
- 公式サイト掲載の入館料に準ずる
- 時間
- 公式サイト掲載の開館日・時間に準ずる(不定期開館・要事前確認)
- 状態
- 現存・要事前確認(開館日限定)
- 亀山から
- 車で約420分(東名阪→新東名→首都圏中央連絡道経由)/新幹線+私鉄で約4時間(亀山→名古屋→東京→所沢→新所沢/航空公園)
- 駐車場
- 公式情報を要確認
- 所要
- 60〜90分
D E E P D I V E
深掘り
歴史
歴史
B宝館は、経済アナリスト・森永卓郎が長年にわたり収集してきた膨大な「B級コレクション」を展示するために、2014年(平成26年)に埼玉県所沢市けやき台に開館した個人運営の私設博物館である。公式サイト(B宝館)と関連サイト(森永卓郎個人サイト)によれば、館名は「B級宝物の館」の略で、公式タグラインは「ビンボーでおバカだけど、ビューティフルな博物館」。展示の中核は、戦後〜平成にかけての大量生産時代の日用品・パッケージ・玩具・グリコのおまけ・牛乳キャップ・ペットボトルキャップ・ミニカー・キン肉マン消しゴム・空き缶ラベル・タバコのパッケージ・マッチラベルなど、一見「ガラクタ」にしか見えない物品を、製造年代・メーカー・地域・テーマ別に徹底的に分類・体系化したコレクション群である。これらを「個人の趣味」ではなく「近代日本の消費史・広告史・流通史を映す史料」として位置づけ直すのが本館の主張で、森永卓郎の経済学者・アナリストとしての視点と通底する。住宅地内のコンクリート三階建ての小さな建物に数十万点規模が密集する展示密度も特徴的。B宝館公式、森永卓郎個人サイト
文化的背景
文化的背景
公的博物館・美術館が「価値あるもの」を厳選・保護・展示する装置だとすれば、B宝館はその対極にある「価値なきもの」「使い捨てられるもの」を、個人の責任と分類学的執念で「価値あるもの」へ反転させる装置である。これは現代美術のレディメイド(マルセル・デュシャン)・ポップアート(アンディ・ウォーホル)・コレクション・アート(ハンス・ハーケ等)の系譜にも接続しうる視点であり、同時に、消費社会史・モノ史(material culture studies)・広告史・流通史の研究対象でもある。日本のB級スポット文化の文脈では、珍宝館・秘宝館・個人博物館の系譜に連なる「私設・自己定義・分類学的執念」の到達点の一つとして語られる。経済アナリスト・テレビコメンテーターとしての森永卓郎の公的キャリアと、個人趣味としてのコレクションが私設博物館で交差する稀有な事例で、消費社会・物質文化を専門に扱う展示空間として位置づけうる。
地元視点
地元視点
所沢市けやき台は所沢市西部の閑静な住宅地で、新所沢駅・航空公園駅から徒歩・バスでアクセスできる。B宝館は完全予約制・不定期開館で、来訪者は限定的だが、テレビ・新聞・雑誌・YouTubeでの取材実績が多く、B級スポット愛好家・コレクター・経済学愛好家・社会学者など多層的な来訪層を持つ。住宅地内立地のため、近隣住民との関係維持が運営上の重要事項で、訪問者には路上駐車禁止・静粛保持などのマナーが求められる。森永卓郎個人サイトでも、来館者へのマナー・予約方法・開館情報が明示される。地元所沢市の観光案内では公的に大きく扱われていないが、所沢の現代文化拠点(KADOKAWA・所沢サクラタウン、トコロード等)と並んで、ポップカルチャー・サブカル文脈の重要拠点として認知が広がりつつある。B宝館公式、森永卓郎個人サイト
ベストシーズン
ベストシーズン
完全予約制・不定期開館のため、公式サイトの開館カレンダーに従う。週末や春秋の好天日が比較的開館されやすいが、必ず事前予約。混雑期は予約が埋まりやすいため早めの確保を。
撮影のコツ
撮影のコツ
館内は密集展示のため、広角レンズで全体の物量感を捉えるか、マクロで一点ものの分類体系を切り取るかの二択が映える。撮影可否・SNS掲載可否は当日の館主・スタッフの案内に必ず従う。住宅地内のため、外観撮影時は近隣住居・住民を写し込まない配慮を。
注意事項
注意事項
完全予約制・不定期開館のため、訪問前に必ず公式サイトで開館日・予約方法・入館料を確認する。住宅地内に位置するため、近隣住民・周辺道路への配慮(路上駐車禁止・大声・夜間訪問の自粛)が必須。専用駐車場は限定的で、近隣のコインパーキング利用を推奨。館内は私設のため通路・階段が狭隘で、ベビーカー・車椅子での見学は要事前相談。展示物は触れずに鑑賞し、撮影可否は当日の案内に従う。
関連作品
関連作品
- - B宝館 公式サイト
- - 森永卓郎個人サイト B宝館コーナー
- - 森永卓郎 著作(消費社会論・コレクション論関連)
- - 各種テレビ・雑誌・YouTube取材記録
トリビア
トリビア
- - 公式タグラインは「ビンボーでおバカだけど、ビューティフルな博物館」。
- - 2014年(平成26年)開館、運営は経済アナリスト・森永卓郎。
- - グリコのおまけ・牛乳キャップ・ペットボトルキャップ等を体系的に分類。
- - 完全予約制・不定期開館で、住宅地立地のため近隣配慮必須。
外部レビュー
外部レビュー
出典
出典
- - https://bhoukan.com/
- - http://www.ab.cyberhome.ne.jp/~morinaga/