異界巡礼

BIZARRE JAPAN

名鑑飛騨大鍾乳洞

S P O T / SPOT-082

聖地・ミステリーhold

飛騨大鍾乳洞

ひだだいしょうにゅうどう

標高約900mに位置する日本有数の高地観光鍾乳洞。公式サイトによれば、洞内は第1洞〜第3洞に区分され、それぞれに出口が設けられ、第2出口より先は急勾配・急角度の上り坂となる。所要時間は第1出口まで約10分、第2出口まで約20分、第3出口まで約30分の三コース。青く照らされた地底の水流と鍾乳石、「エイドが見えるスポット」「ムーンワールド」「ヘリクタイト(曲がりくねった鍾乳石)」「日本一の大柱」「幸せの滝」など多数の見どころが連続する。鍾乳洞入口手前には「大橋コレクション館」があり、創設者・大橋外吉が世界各地から収集した鉱物・宝石・美術工芸の私設博物館として独特の展示空間を成す。

飛騨大鍾乳洞
Wikimedia Commons / inunami / CC BY 2.0

H I G H L I G H T S

見どころ

  • 01標高900m 日本最高所の観光鍾乳洞 全長約800m・3洞構成
  • 02青い地底水流・ムーンワールド・ヘリクタイト・日本一の大柱・幸せの滝
  • 03大橋コレクション館(鉱物・宝石・美術工芸の私設博物館)併設のB級展示空間

A C C E S S / M E T A

基本情報

所在地
岐阜県 高山市
住所
〒506-2256 岐阜県高山市丹生川町日面1147
拝観料
公式サイト掲載の入場料(大人・小人区分あり)
時間
公式サイト掲載の営業時間に準ずる
状態
現存・有料公開
亀山から
車で約210分(東名阪→東海北陸道→中部縦貫道方面)
駐車場
公式情報を要確認
所要
60〜90分

D E E P D I V E

深掘り

歴史

歴史

飛騨大鍾乳洞は岐阜県高山市丹生川町日面1147、北アルプス山麓の標高約900mに位置する観光鍾乳洞で、公式サイトによれば日本最高所の観光鍾乳洞として知られる。洞内は第1洞・第2洞・第3洞に区分され、それぞれに出口が設けられ、第2出口より先は急勾配・急角度の上り坂となる構造。所要時間は第1出口まで約10分、第2出口まで約20分、第3出口まで約30分とされる。鍾乳洞内では、青く照らされた地底水流、「エイドが見えるスポット」「ムーンワールド」「ヘリクタイト(曲がりくねった鍾乳石)」「日本一の大柱」「幸せの滝」など、各種の鍾乳石・石筍・地底湖景観が連続する。発見・整備の経緯は公式サイト・観光案内によれば、1965年に大橋外吉が同地を買い取り、洞内調査・整備の上で1969年に観光公開を開始したと伝えられる。鍾乳洞入口手前には大橋外吉が世界各地から収集した鉱物・宝石・美術工芸品を展示する「大橋コレクション館」が併設され、私設博物館的な多層展示空間を成している。飛騨大鍾乳洞公式岐阜の旅ガイド 飛騨大鍾乳洞

文化的背景

文化的背景

高地・寒冷地に発達する観光鍾乳洞は、日本では本洞のほか北海道・東北・中部山岳地域に限られ、低標高の山口・岩手・沖縄の鍾乳洞とは異なる地質・気象条件下で形成される。本洞のヘリクタイト(曲がりくねった鍾乳石)は、滴下方向の重力に逆らうように成長する稀少な鍾乳石で、地底気流・毛細管現象・微結晶化の複合作用で生じる。観光鍾乳洞としての整備は、1960年代の高度成長期における観光開発の一環で、自然景観を「商品」化する流れの中に位置づけられる。同時に、創設者・大橋外吉の鉱物・宝石コレクションを併設したことで、自然鍾乳洞と私設博物館が一体化した特異な施設となり、現在のB級スポット文化・コレクター文化の文脈でも注目される。「自然奇景+個人コレクション博物館」という重層は、本サイトのカテゴリ枠組みでも自然奇景(mystery)と個人博物館(bkyu)の境界線上にある稀有な事例である。

地元視点

地元視点

高山市丹生川町は飛騨高山の東部、北アルプス西麓に位置する高冷地で、農業・林業・観光の複合経済を維持してきた。飛騨大鍾乳洞は地元最大の観光資源の一つで、平湯温泉・新穂高ロープウェイ・上高地など北アルプス観光の経由地として、また独立した目的地として年間数十万人を集める。地元では洞内環境保全と観光受入の両立に努め、第1〜第3洞それぞれの出口設定により、来訪者の体力・関心度に応じた選択肢を提供している。冬季も営業(積雪対応)するが、アクセス道は標高があるため雪装備必須。飛騨大鍾乳洞公式岐阜の旅ガイド

ベストシーズン

ベストシーズン

通年営業だが、夏季(外気との温度差で涼しく快適)と紅葉期が最適。冬季は積雪のためアクセス装備が必要。

撮影のコツ

撮影のコツ

洞内は照明演出が前提のため、フラッシュ無し・高感度撮影が映える。三脚は他見学者の動線を妨げない位置で。青色照明の地底水流は長時間露光で滑らかに撮れる。第2〜第3出口区間は急勾配で撮影機材は最小限が安全。

注意事項

注意事項

洞内は濡れた岩盤・急勾配・低天井・狭隘部を含み、第2出口より先は急角度の上り坂で体力・装備が必要。滑りにくい靴・両手が空く装備・防寒着(年中10℃前後)必須。心疾患・高所恐怖症・閉所恐怖症・歩行困難な方は第1〜第2出口で引き返すか入洞自体を避ける。子供連れは大人の同伴必須。撮影時のフラッシュ・三脚は他見学者の動線を妨げないこと。

関連作品

関連作品

  • - 飛騨大鍾乳洞 公式サイト
  • - 岐阜の旅ガイド 飛騨大鍾乳洞
  • - 大橋コレクション館 公式案内(飛騨大鍾乳洞内)

トリビア

トリビア

  • - 標高約900m 日本最高所の観光鍾乳洞。
  • - 公式は3洞構成(第1〜第3)で出口を分けている。
  • - ヘリクタイト・日本一の大柱・幸せの滝など多数の見どころ。
  • - 創設者・大橋外吉のコレクション館を併設し、自然鍾乳洞+私設博物館の複合形態。

外部レビュー

外部レビュー

出典

出典

  • - https://www.syonyudo.com
  • - https://www.kankou-gifu.jp/spot/detail_5217/

R E F E R E N C E

参考リンク