S P O T / SPOT-043
獅子岩
ししいわ
高さ25mの岩が海中から突き出し、正面から見ると獅子(ライオン)が吠えているように見える奇岩。世界遺産・熊野古道の参道沿いに位置し、古代から旅人の目印・信仰対象とされてきた。自然が生み出した造形美が「人智を超えた何か」を感じさせ、信仰の対象となる理由が一目でわかる。花の窟神社・橋杭岩と合わせた熊野の「神の造形物巡り」が成立する。

H I G H L I G H T S
見どころ
- 01正面から見た時の「獅子の顔」のそっくりさが本物
- 02熊野古道の参道に面したアクセス良好な奇岩
- 03古代人が「神の像」と信じた根拠が視覚的に理解できる
A C C E S S / M E T A
基本情報
- 所在地
- 三重県 南牟婁郡御浜町
- 住所
- 三重県南牟婁郡御浜町阿田和付近
- 拝観料
- 無料
- 時間
- 24時間
- 状態
- 現存
- 亀山から
- 車で約1時間40分(紀勢道経由)
- 最寄駅
- JR紀勢本線「波田須駅」(約2km)または「新鹿駅」(約3km)
- 駐車場
- 道路沿いの路肩・小規模駐車スペースあり
- 所要
- 15〜30分
D E E P D I V E
深掘り
歴史
歴史
獅子岩(獅子巖)は三重県熊野市井戸町、七里御浜沿いに立つ高さ約25m・周囲約210mの奇岩で、海蝕と風蝕、地盤の隆起が生んだ景観とされる。観光三重。文化財上は1935年(昭和10年)に国の天然記念物・名勝「熊野の鬼ケ城」に指定され、1958年(昭和33年)6月24日に獅子巖が追加指定されて名称が「熊野の鬼ヶ城 附 獅子巖」と改められた。獅子岩 - Wikipedia。さらに2004年(平成16年)には世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産となっている。紀伊山地の霊場と参詣道 - Wikipedia。地元では井戸川上流の大馬神社の狛犬、隣の神仙洞と対をなす存在として語られる。観光三重。
文化的背景
文化的背景
地元視点
地元視点
ベストシーズン
ベストシーズン
11月〜1月の満月前後の夕暮れ。月が獅子の口に重なる日は特に狙い目。
撮影のコツ
撮影のコツ
国道42号側の海岸線から、獅子の横顔が海に向く構図が定番。夕方は逆光気味なのでシルエット撮影向き。路肩や海岸への無断立入は避け、撮影禁止表示があれば従う。
注意事項
注意事項
神聖視される景観なので、岩への接近や大声での撮影は控える。参拝地や周辺の私有地・路肩では迷惑駐車をしない。説明板や地元案内に従い、地域の景観資産として静かに鑑賞する。
関連作品
関連作品
- - 『熊野の鬼ケ城 附 獅子巖』(文化財指定、1935年指定・1958年追加指定)
- - 『紀伊山地の霊場と参詣道』(ユネスコ世界遺産、2004年)
- - 『世界遺産・熊野古道伊勢路を歩く』(三重県観光三重、2019年)
- - 『獅子岩は「大馬神社」の狛犬!伊勢神宮内宮と瀧原宮風味』(note、2021年)
- - 『紀伊半島旅行記 世界遺産 獅子岩(熊野市)』(note、2024年)
トリビア
トリビア
- - 獅子岩は、地元案内で「大馬神社の狛犬」の一部として語られる。
- - 1958年の追加指定で、鬼ヶ城と一体の文化財名が「熊野の鬼ヶ城 附 獅子巖」となった。
- - 月が口元に入る写真は、季節と月の位置が合う年にしか撮れないと紹介されることがある。
外部レビュー
外部レビュー
出典