S P O T / SPOT-027
旧摩耶観光ホテル(マヤカン)
きゅうまやかんこうほてる
1929年建造、1993年廃業のアールデコ様式の廃墟ホテル。「廃墟の女王」と称される圧倒的な美しさと廃墟感を兼ね備え、森に覆われた外観は「ジブリのよう」と評される。廃墟ながら2021年に国の登録有形文化財に指定されるという前例のない評価を受けた。テレビ「クレイジージャーニー」でも紹介され全国的な知名度を誇る。J-heritageなどのガイドツアーで内部見学が可能になる場合がある。
H I G H L I G H T S
見どころ
- 01廃墟でありながら国の有形文化財に指定という異例の評価
- 02アールデコ様式の建築美と廃墟感の奇跡的なコントラスト
- 03「廃墟の女王」という称号が示す絶対的な存在感
A C C E S S / M E T A
基本情報
- 所在地
- 兵庫県 神戸市灘区
- 住所
- 兵庫県神戸市灘区摩耶山中腹(摩耶山掬星台付近)
- 拝観料
- 通常立入禁止(特定ガイドツアーで内部見学可)
- 時間
- ガイドツアー開催日のみ
- 状態
- 廃墟化
- 亀山から
- 車で約1時間50分または近鉄+阪急+ケーブルカー
- 最寄駅
- 摩耶ケーブル・摩耶ロープウェー「虹の駅」下車すぐ
- 徒歩
- 5分
- 駐車場
- なし(近隣にコインパーキングあり)
- 所要
- 外観のみ30分
D E E P D I V E
深掘り
歴史
歴史
旧摩耶観光ホテルは、摩耶山中腹にあった山上リゾート施設で、1930年(昭和5年)に摩耶鋼索鉄道の福利厚生施設として建設されたとされる。前身は摩耶倶楽部で、のちに摩耶ホテル、摩耶山温泉ホテル、摩耶観光ホテルへと名称・用途を変えた。戦後は改修を受け、合宿所利用を経て1993年に閉鎖、廃墟化した。神戸新聞は「1929(昭和4)年開業」「1993年を最後に閉鎖」と報じ、文化庁は1930年築・S36改修として登録有形文化財に示しているため、竣工年には表記揺れがある。神戸新聞Next, 文化庁, Wikipedia日本語版
文化的背景
文化的背景
地元視点
地元視点
地元では、摩耶山の景観を象徴する存在として親しまれつつ、無断侵入は厳禁という扱いが徹底されている。保存活動に携わる摩耶山再生の会やJ-heritageがガイドツアーを担い、地域側は「見せるより守る」姿勢で価値を伝えている。神戸新聞Next, J-heritage
ベストシーズン
ベストシーズン
J-heritageの特別見学や公開ツアー開催時の春〜秋の午前、晴天の日が最適。
撮影のコツ
撮影のコツ
外観は摩耶ケーブル/ロープウェーの車窓や虹の駅周辺から、森に覆われる全景を広角で撮るのが定番。内部は許可されたツアー時のみ撮影可で、崩落の恐れがある区画は立入・撮影禁止。
注意事項
注意事項
無断立入は厳禁で、敷地外からの観賞・撮影を守る。ツアー参加時も崩落危険箇所には近づかず、案内人の指示に従うこと。山道は滑りやすいので靴装備を整え、周辺住民の迷惑になる行為は避ける。
関連作品
関連作品
トリビア
トリビア
- - 国の登録有形文化財だが、廃墟状態の建物として登録された珍しい例として知られる。
- - 2021年に副駅名「旧摩耶観光ホテル前」が虹の駅に付いた。
- - 保存活動では、建築価値の調査とツアー収益を修復費に充てる試みが行われている。
外部レビュー
外部レビュー
出典
出典
R E F E R E N C E