異界巡礼

BIZARRE JAPAN

名鑑五色園

S P O T / SPOT-003

B級・カオス

五色園

ごしきえん

1934年に造られた日本唯一の宗教公園。20万坪の広大な森の中に、天才造形師・浅野祥雲が制作した高さ約2mのコンクリート像が約100体点在する。親鸞聖人の生涯をリアルに再現したシーンが続くが、その迫力ある造形・独特の彩色・表情が「ホラーとアートの境界」を軽々と越えてくる。「日本のガウディ」と称される浅野祥雲の最大規模の作品群で、B級スポットマニア必訪の聖地。入場無料というのも驚き。

五色園
Wikipedia / Wikipedia contributor / CC BY-SA

H I G H L I G H T S

見どころ

  • 01100体もの巨大コンクリート像が森の中にひしめく光景
  • 02「関ケ原ウォーランド」「桃太郎神社」と並ぶ浅野祥雲三大聖地のひとつ
  • 03入場無料なのに圧倒的なボリュームのコンテンツ

A C C E S S / M E T A

基本情報

所在地
愛知県 日進市
住所
〒470-0105 愛知県日進市岩藤町一ノ廻間932番地31
拝観料
無料
時間
8:00〜17:00
状態
現存
亀山から
車で約70分(東名阪→東名)
最寄駅
地下鉄東山線「星ヶ丘駅」→名鉄バス「五色園」下車(バス35分)
徒歩
0分
駐車場
あり・無料・50台
所要
1〜2時間

D E E P D I V E

深掘り

歴史

歴史

五色園は、1934年(昭和9年)に、森無極(のちの大安寺初代住職)が尾張丘陵の約20万坪を買い求め、浄土真宗の教えを視覚的に伝える宗教公園として整備したのが起源とされる。五色園 - Wikipedia 園内には親鸞・法然・蓮如らの事績を再現する塑像群が置かれ、制作は浅野祥雲が担った。五色園 - Wikipedia また、1973年(昭和48年)6月には宗教法人「五色山大安寺」として公的に整えられた。五色園 - Wikipedia 伝承としては、浅野祥雲が大八車で作品を運んだという近隣の武勇伝が残るとされ、地域の記憶として語られている。浅野祥雲は我々に何を残したのか

文化的背景

文化的背景

五色園は、説法や祖師伝を“見る”形に翻訳した浄土真宗の教材空間であり、民俗学的には信仰の継承と娯楽性が重なる場といえる。五色園 - Wikipedia 近代以降、寺院の布教が視覚メディア化する流れのなかで、巨大なコンクリ像によって物語を身近に示す意図があった。五色園 - 日進市 現代では宗教施設であると同時に、珍スポットや野外アートとして再解釈され、地域文化資源としても機能している。五色園 - Wikipedia

地元視点

地元視点

日進市は五色園を「日本で唯一の宗教公園」と紹介し、無料・年中無休・桜の名所として案内している。五色園 - 日進市 一方、訪問記では「近所では意外と知られていなかった」という声もあり、地元にとっては身近だが、来訪者には驚きの多い場所として受け止められている。五色園(ごしきえん) 愛知県日進市 - うちこのヨガ日記

ベストシーズン

ベストシーズン

桜の見頃の4月上旬、午前中の順光下。夏は木陰が濃く、冬は午後早めが見やすい。

撮影のコツ

撮影のコツ

入口の案内図と、森の斜面に置かれた像の“見つける”構図が面白い。逆光で表情が沈むので、曇天か午前の斜光が扱いやすい。通常は像の間を遠景で撮るのが向く。

注意事項

注意事項

宗教施設なので、参拝者や墓域・建物の前では静かに行動し、像に触れる際も節度を守る。撮影は周囲や案内表示に配慮し、私有地・立入禁止区域には入らない。

関連作品

関連作品

  • - 書籍『名古屋真相追Q局』(大竹敏之、1997年)
  • - 書籍『東海珍名所九十九ケ所巡り』(大竹敏之、2009年)
  • - 書籍『浅野祥雲作品集』(大竹敏之 監修・関連企画、年未確認)
  • - TV番組・動画『怖すぎる、誰も見当たらない日本で唯一の宗教テーマパーク「五色園」愛知県』(YouTube、2023年)
  • - TV番組・動画『【日本一怖い遊園地】廃墟化した宗教テーマパークに行ってみた。(愛知県 五色園)』(YouTube、2023年)

トリビア

トリビア

  • - 浅野祥雲作品の中でも、五色園は最大級のまとまりを持つ代表作とされる。浅野祥雲 - Wikipedia
  • - 日進市の公式案内では、園名は松・竹・梅・桜・紅葉の五種の樹木に由来するとされる。五色園 - 日進市
  • - 2009年から浅野祥雲作品の修復・保全プロジェクトが始まり、保存の対象としても注目された。浅野祥雲 - Wikipedia

外部レビュー

外部レビュー

出典

出典

R E F E R E N C E

参考リンク