異界巡礼

BIZARRE JAPAN

名鑑大縣神社

S P O T / SPOT-002

土俗・奇祭

大縣神社

おおあがたじんじゃ

田縣神社と並ぶ奇祭の神社で、女性の性を象徴する「姫の宮まつり(おそそまつり)」が行われる。ピンク色の桃型神輿を担いで練り歩き、訪問者にはピンク色の蓬莱餅が振る舞われる。田縣神社と同じ日(3月15日)に同エリアで行われるため、「日本最強の奇祭コンボ」を一日で体験できる「陰陽の双子祭り」。神社のある犬山は桃太郎伝説の地でもあり、境内には桃を模した絵馬が並ぶ独特な空間が広がる。梅の名所としても知られ、祭り当日は花見も楽しめる。

大縣神社
Wikimedia Commons / Yanajin33 / CC BY-SA 3.0

H I G H L I G H T S

見どころ

  • 01ピンクの神輿が町を練り歩く前代未聞のパレード
  • 02田縣神社から車で約10分という豊年祭ダブルヘッダー圏
  • 03桃を模した絵馬が並ぶ境内の独特な空間

A C C E S S / M E T A

基本情報

所在地
愛知県 犬山市
住所
〒484-0834 愛知県犬山市宮山3番地
拝観料
無料(境内)
時間
境内自由
状態
現存
亀山から
車で約60分(東名阪→東名)
最寄駅
名鉄小牧線「楽田駅」
徒歩
20分
駐車場
あり・無料・500台(初詣期間中は臨時含む)
所要
30〜60分

D E E P D I V E

深掘り

歴史

歴史

大縣神社(おおあがたじんじゃ)は犬山市宮山に鎮座する尾張国二宮で、式内社(名神大社)・旧国幣中社。社伝では、尾張開拓の祖神・大縣大神を本宮山頂に祀っていたものを、垂仁天皇27年(紀元前3年)8月に現在地へ遷したと伝える。『延喜式神名帳』に見える古社で、国史でも847年(承和14年)に「大県天神」の名で神階昇叙が確認できる。祭神は諸説あり、国狭槌尊・天津彦根命・少彦名命などが挙げられるが、確定していない。摂社姫之宮には玉比売命が祀られ、女性守護の信仰と結びついた。こうした古代祭祀と社伝が、現在の豊年祭・姫の宮祭へ連なっている。Wikipedia日本語版, 犬山観光ナビ, RIRC

文化的背景

文化的背景

大縣神社は、尾張開拓の祖神を祀る古社としての権威に、姫之宮の女性守護信仰と、五穀豊穣を祈る豊年祭が重なって成立した場といえる。田縣神社の陽に対する陰、男根に対する女陰という対照性は、豊穣と再生を可視化する民俗的表現として理解できる。現代では、伝統信仰に加え、梅の名所・観光資源としても機能している。Wikipedia日本語版, Aichi Now, 犬山観光ナビ

地元視点

地元視点

公式観光案内では、豊年祭は「尾張に春を呼ぶ祭」とされ、氏子が素朴な精神を受け継いで豊年を祈る行事として紹介されている。地元では信仰行事であると同時に、梅まつりと並ぶ春の風物詩として親しまれている。犬山観光ナビ, 犬山観光ナビ, Aichi Now

ベストシーズン

ベストシーズン

3月15日直前の日曜の午前、梅が見頃の3月上旬〜中旬が最適。

撮影のコツ

撮影のコツ

拝殿前、姫之宮、梅園を順に押さえると構図に変化が出る。午前の斜光で朱や梅花が映える。祭礼時は神事中の至近撮影を避け、案内表示に従う。

注意事項

注意事項

神社はまず参拝が優先で、神事中は行列の進行や奉納物に割り込まない。姫之宮や祭具の接写は控えめにし、説明板と誘導に従うこと。

関連作品

関連作品

  • - 特記事項なし

トリビア

トリビア

  • - 姫之宮は田縣神社の“陽”に対置される“陰”として語られることが多い。
  • - 梅園は紅白のしだれ梅が集められ、春の観光資源としても大きい。
  • - 社殿は寛文元年(1661年)に徳川光友が造営した尾張造の代表例。

外部レビュー

外部レビュー

出典

出典

R E F E R E N C E

参考リンク