S P O T / SPOT-001
田縣神社
たがたじんじゃ
五穀豊穣と子孫繁栄を祈願する神社で、男根をかたどった日本最大級の御神体(長さ約2m・重さ約60kg)を神輿に乗せて練り歩く「豊年祭」で世界的に有名。毎年3月に数万人が訪れ、BBC・CNNなど海外メディアが取材に殺到する。境内には大小さまざまな男根形の奉納物が並び、その圧倒的な光景は一度目にしたら忘れられない。「世界でもっともシュールな祭り」として多数のガイドブックに掲載される「これぞ日本の民俗信仰」の核心地。すぐ近くに大縣神社(女性器祭)があり「二大性神社」として1日で巡れる。
H I G H L I G H T S
見どころ
- 01御神体の巨大男根ご神輿が市内を堂々と練り歩く
- 02境内全体が奉納男根で埋め尽くされた異次元空間
- 03海外取材陣が毎年殺到するグローバルな知名度
A C C E S S / M E T A
基本情報
- 所在地
- 愛知県 小牧市
- 住所
- 〒485-0004 愛知県小牧市田県町152
- 拝観料
- 無料・境内自由(宝物殿有料)
- 時間
- 境内自由
- 状態
- 現存
- 亀山から
- 車で約60分(東名阪→東名)
- 最寄駅
- 名鉄小牧線「田県神社前駅」
- 徒歩
- 5分
- 駐車場
- あり・無料・50台(大型バス兼用)
- 所要
- 30〜60分
D E E P D I V E
深掘り
歴史
歴史
田縣神社は創建年代不詳だが、延長5年(927年)成立の『延喜式神名帳』に「尾張国丹羽郡 田縣神社」と見え、少なくとも平安前期には国家的な神社認識があったと分かる。公式サイトは、古来より五穀豊穣・家業繁栄・開拓の祖神として崇敬され、さらに大同2年(807年)成立の『古語拾遺』「御歳神の条」の故事に基づき、男茎形を奉納して祈願する俗習が伝わると説明する。田縣神社公式、小牧市文化財課。豊年祭はもとは旧暦正月十五日の田遊び系の行事で、道祖神祭と田楽祭の要素が重なり、男女和合や農耕再生を象徴する「かまけわざ」を神に示して五穀豊穣を祈ったとされる。Wikipedia日本語版)。
文化的背景
文化的背景
農耕儀礼の核心にある「生殖」と「収穫」の連関を、可視化し誇張した民俗信仰として理解できる。性器表象は卑俗化ではなく、生命力の増進と豊作祈願を神に託す象徴であり、田遊び・田楽・道祖神信仰が重なって現在の形になった。Wikipedia日本語版) 現代では奇祭として注目されつつも、市指定無形民俗文化財として地域が継承する宗教文化資源になっている。小牧市文化財課。
地元視点
地元視点
ベストシーズン
ベストシーズン
豊年祭当日の3月15日午前、渡御前後の混雑前が最適。静かに見るなら冬の平日午前。
撮影のコツ
撮影のコツ
鳥居正面から参道奥へ抜ける構図が定番。豊年祭は行列の進行方向を少し斜めに入れると動きが出る。境内の奉納物は近接撮影可だが、祭礼中の進路や参拝者を塞がないこと。
注意事項
注意事項
性器表象が多いが、神事として敬意を払って参拝する。祭礼中は行列を妨げず、許可のない接写やフラッシュは避ける。撮影時は周囲の参拝者、とくに家族連れや氏子の気持ちに配慮する。
関連作品
関連作品
- - 『豊年祭 (田縣神社)』(ウィキペディア日本語版、2017年)
- - 『田縣神社豊年祭の御輿行列(お練り)』(小牧市文化財課、2017年)
- - 『古語拾遺』(斎部広成、807年成立)
- - 『尾張国地名考』(津田正生、1816年成立)
- - 『天下の奇祭「豊年祭」全記録 2017.3.15』(谷古宇正信、YouTube、2017年)
トリビア
トリビア
- - 田縣神社の豊年祭は、旧暦小正月の田遊び系儀礼が基層にあるとされる。
- - 公式では、男茎形は毎年新調され、木曽檜で作ると案内している。
- - 小牧市の文化財指定は平成28年(2016年)で、観光名物であると同時に保護対象でもある。
外部レビュー
外部レビュー
出典