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祭暦深川八幡祭り(水かけ祭り)

F E S T I V A L / FEST-218

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深川八幡祭り(水かけ祭り)

ふかがわはちまんまつり(みずかけまつり)

斎 行2026-08-16

東京都江東区・富岡八幡宮の例大祭で、神田祭・山王祭と並ぶ「江戸三大祭」のひとつ。3年に1度の「本祭り」で行われる各町神輿連合渡御では、五十数基の大小の神輿が深川の下町を練り歩く。最大の特徴は沿道の観衆が担ぎ手にバケツやホースで清めの水を浴びせ続けることで、神輿も担ぎ手も見物人も全身ずぶ濡れになる。この豪快な光景から「水かけ祭り」の通称で広く知られる。真夏の炎天下、水しぶきを浴びながら「ワッショイ」の掛け声で進む金色の神輿の群れは圧巻で、清めの水と熱気が一体となった祭りの高揚を生み出す。2026年は富岡八幡宮御鎮座400年の節目にあたり、8月16日(日)に連合渡御が行われる本祭りの年である。

深川八幡祭り(水かけ祭り)
Wikimedia Commons / 東京特許許可局 / CC BY-SA 4.0

H I G H L I G H T S

見どころ

  • 01五十数基の神輿が連なる「神輿連合渡御」のスケール感
  • 02沿道からバケツ・ホースで清めの水が容赦なく浴びせられ、神輿も担ぎ手も観衆も全身ずぶ濡れになる
  • 03水しぶきを上げて進む金色の神輿の群れと「ワッショイ」の掛け声の熱気
  • 043年に1度の本祭りでのみ見られる、江戸三大祭ならではの規模と格式

A C C E S S / M E T A

基本情報

所在地
東京都 江東区
斎行
富岡八幡宮
日程
2026-08-16
周期
毎年8月15日前後(例大祭)。神輿連合渡御を伴う「本祭り」は3年に1度
起源
富岡八幡宮は寛永4年(1627年)に当地に創建されたと伝えられ、「深川の八幡様」として江戸庶民の篤い信仰を集めてきた。例大祭は江戸時代から続く由緒ある祭礼で、神田明神の神田祭、日枝神社の山王祭とともに「江戸三大祭」に数えられる。本祭りでの神輿連合渡御は明治期以降に整い、各町会が所有する神輿が一斉に渡御する形が定着した。沿道から清めの水を浴びせる「水かけ」は、真夏の暑気払いと神輿・担ぎ手を清める意味を併せ持ち、祭りを象徴する所作として広く親しまれている。富岡八幡宮は江戸勧進相撲発祥の地としても知られ、境内には歴代横綱を顕彰する横綱力士碑が立つ。
観覧
2026年の祭礼期間は8月12日(水)〜16日(日)。例大祭は14日、神幸祭(鳳輦巡行)は15日、最大の見どころである各町神輿連合渡御は16日(日)に行われる。連合渡御では54基の神輿が参加予定。会場は富岡八幡宮(東京メトロ東西線・都営大江戸線「門前仲町駅」すぐ)周辺の深川一帯。観覧は無料だが沿道は大変混雑する。水かけ祭りでは観衆にも容赦なく水がかかるため、濡れてもよい服装が必須。スマートフォン・カメラなど電子機器は完全防水ケースに入れること。タオル・着替え・防水バッグの用意を推奨。門前仲町交差点付近は水かけが激しく、屈指の人気スポットだが特に混雑する。
最寄駅
東京メトロ東西線・都営大江戸線「門前仲町駅」
徒歩
3分
駐車場
専用駐車場は祭礼時は利用不可に近い。公共交通機関の利用を強く推奨

D E E P D I V E

深掘り

歴史

歴史

富岡八幡宮は寛永4年(1627年)の創建と伝えられ、「深川の八幡様」として江戸庶民の信仰を集めてきた。その例大祭である深川八幡祭りは、神田祭・山王祭と並ぶ「江戸三大祭」のひとつに数えられる。祭礼そのものは毎年営まれるが、各町の神輿が一斉に渡御する「神輿連合渡御」を伴う盛大な「本祭り」は3年に1度で、その年は江東の下町が祭り一色に染まる。2026年は本祭りの年であり、富岡八幡宮御鎮座400年の節目とも重なる記念の祭礼となる。8月12日から16日までの祭礼期間中、14日に例大祭、15日に神幸祭(鳳輦巡行)、16日に各町神輿連合渡御が行われる。富岡八幡宮 公式, 江東おでかけ情報局, 深川WEB(2026年)

文化的背景

文化的背景

「水かけ祭り」の通称は、神輿連合渡御の際に沿道の観衆がバケツやホースで担ぎ手に清めの水を浴びせ続ける独特の慣習に由来する。この水は神輿と担ぎ手を清める意味と、真夏の渡御における暑気払い・熱中症防止の実利を兼ねている。担ぎ手も観衆も全身ずぶ濡れになりながら「ワッショイ」の掛け声で進む様子は、神聖さと祝祭的な解放感が同居する江戸前の祭礼文化を体現している。富岡八幡宮はまた江戸勧進相撲発祥の地としても知られ、境内の横綱力士碑など相撲文化との結びつきも深い。富岡八幡宮 公式, 富岡八幡宮 - Wikipedia

地元視点

地元視点

連合渡御に参加する神輿は各町会が所有・維持しており、本祭りは町ごとの誇りと結束を確認する場となっている。2026年は清澄一丁目が連合渡御に復活参加し、宮元(富岡一)が初番、後衛は深濱という伝統的な番付が戻る記念の年とされる。地元の町会・神社・氏子が一体となって運営し、深川の住民にとっては3年に1度の最大の年中行事である。一方で観衆の急増による混雑や安全確保は近年の課題で、運営側は観覧マナーや動線整理の周知に努めている。深川WEB(2026年), 江東おでかけ情報局

ベストシーズン

ベストシーズン

本祭り(3年に1度)の各町神輿連合渡御の日が最大の見どころ。2026年は8月16日(日)。渡御は午前から行われるため、午前中の早い時間から沿道に位置取りするのがよい。水かけが最も激しいのは門前仲町交差点付近。

撮影のコツ

撮影のコツ

金色の神輿に清めの水が浴びせられ、水しぶきが舞う瞬間が最大のシャッターチャンス。門前仲町交差点付近は水かけが激しく、神輿と水の競演を正面から捉えられる人気スポット。逆光・順光で水しぶきのきらめきが変わるため、太陽の向きを意識する。機材は完全防水必須で、水がかかる前提で撮影位置を選ぶ。

注意事項

注意事項

観衆にも容赦なく水がかかるため、濡れてもよい服装・着替え・タオルが必須。電子機器は完全防水ケースに。猛暑の中での長時間観覧となるため熱中症対策(水分・帽子)を。沿道は大変混雑し、神輿の動線・担ぎ手の妨げにならないよう係員の指示に従う。足元が濡れて滑りやすいので注意。

出典

出典