異界巡礼

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祭暦高橋の虫送り

F E S T I V A L / FEST-151

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高橋の虫送り

たかはしのむしおくり

斎 行2026-07-19

福島県会津美里町高橋地区で継承される会津盆地の虫送り行事。会津美里町指定重要無形民俗文化財。「女籠」「男籠」と呼ばれる性別をもつ2基の虫籠に害虫を封じ、住民が担いで地区内を巡行したのち宮川へ送り流す農耕儀礼。継承組織の途絶を経て2024年に地区有志により再発足し、稲作害虫祓いと祖霊祭祀の習合を残す稀少例として民俗学的注目を集める。

N O P H O T O

H I G H L I G H T S

見どころ

  • 01会津美里町指定重要無形民俗文化財
  • 02女籠・男籠という性別をもつ2基の虫籠
  • 03虫供養後に宮川へ送り流す稲作害虫祓い
  • 04祖霊祭祀と虫送りの習合を残す稀少例
  • 052024年に地区有志により継承組織が再発足

A C C E S S / M E T A

基本情報

所在地
福島県 大沼郡会津美里町
斎行
龍門寺〜宮川(福島県大沼郡会津美里町高田)
日程
2026-07-19
周期
毎年7月中旬〜下旬の土曜
起源
近世以来会津美里町高橋地区で継承されてきた稲作害虫祓いの民俗行事。性別を区別する「女籠」「男籠」2基の虫籠に害虫を封じ、龍門寺で虫供養を行ったのち、住民が担いで地区を巡行し最終的に宮川へ送り流す。会津美里町指定重要無形民俗文化財。継承組織の高齢化により一時休止したが、2024年に地区有志により再発足し継承された。
観覧
宮川河畔への送り流しを伴うため水辺の足元注意。地区内巡行は集落道路の交通整理が伴う場合があり、地元住民の指示に従うこと。継承再発足後は実施日程・コースが固定化途上のため、当年情報は会津美里町観光協会公式で要事前確認。虫籠への接近・接触は控える。

D E E P D I V E

深掘り

歴史

歴史

近世以来会津盆地南部の高橋地区で継承される虫送り行事で、会津美里町指定重要無形民俗文化財。女籠・男籠という性別をもつ2基の虫籠を用いる稀少な形式を残し、龍門寺での虫供養と宮川への送り流しを組み合わせる構造を持つ。

文化的背景

文化的背景

会津地方には複数の虫送り行事が分布するが、高橋の虫送りは虫籠を性別化する点、龍門寺で仏教的虫供養を経由する点で他地域と区別される。実盛虫送り系(美濃市虫送り fest-148・サバー送り fest-149)とは別系統の、稲作害虫祓いと祖霊祭祀の習合形態として民俗学・農耕儀礼研究で注目される。

地元視点

地元視点

地区の継承組織が高齢化により途絶しかけたが、2024年に地区有志が再発足させた経緯がある。会津美里町は伊佐須美神社など民俗行事の集積地として知られ、町ぐるみで民俗継承を支援する文化的土壌がある。