F E S T I V A L / FEST-148
weird
美濃市虫送り(上野・御手洗)
みのしむしおくり(うえの・みたらい)
斎 行2026-07-20 〜 2026-07-21
岐阜県美濃市の上野・御手洗(みたらい)両地区で7月下旬に継承される虫送り神事。美濃市指定無形民俗文化財。源平合戦で源氏方に討たれた斎藤実盛が稲株につまずいて落命し、稲の害虫となって祟ったという「実盛伝説」に基づき、斎藤実盛・奥方・侍女の藁人形を掲げ、提灯と松明を伴って田畑を巡って害虫を「送り」豊作を祈る。全国の実盛虫送り行事の岐阜側代表例。
N O P H O T O
H I G H L I G H T S
見どころ
- 01美濃市指定無形民俗文化財
- 02斎藤実盛伝説に基づく虫送り神事
- 03実盛・奥方・侍女の藁人形3体を掲げる
- 04提灯と松明を伴う夏夜の田畑巡行
- 05全国の実盛虫送り行事の岐阜側代表例
A C C E S S / M E T A
基本情報
- 所在地
- 岐阜県 美濃市
- 斎行
- 上野八幡神社・真木倉神社周辺(岐阜県美濃市)
- 日程
- 2026-07-20 〜 2026-07-21
- 周期
- 毎年7月下旬
- 起源
- 源平合戦の篠原の戦い(1183年)で源氏方木曽義仲の手勢に討たれた斎藤実盛が、稲株につまずいて落命したことを恨み、稲の害虫「ウンカ」となって祟ったという「実盛伝説」に基づく虫送り神事として、近世以来継承されてきた。実盛・奥方・侍女の藁人形3体を掲げ、提灯と松明で田畑を巡る形式で、美濃市指定無形民俗文化財として保存されている。
- 観覧
- 上野地区(上野八幡神社)と御手洗地区(真木倉神社)の両地区で日程・コースが異なる。例年7月下旬の夏夜に田畑を巡る形式のため、虫除け・懐中電灯・歩きやすい靴必須。当年の正確な実施日は美濃市観光協会公式で要事前確認。藁人形・松明の取扱いに近づかないこと。
D E E P D I V E
深掘り
歴史
歴史
近世以来美濃市上野・御手洗両地区で継承される虫送り行事で、美濃市指定無形民俗文化財として保存されている。源平合戦の斎藤実盛伝説に基づく実盛虫送りの系譜は全国に分布するが、美濃市のものは藁人形3体(実盛・奥方・侍女)を掲げる稀少な形式を残す。
文化的背景
文化的背景
実盛虫送りは石川県小松市(実盛戦死地)を中心に北陸・東海・中部に分布する民俗行事群で、農耕害虫の発生を歴史上の人物の怨霊に帰し、藁人形と松明・提灯で送り出す構造を共有する。美濃市の本行事は実盛のみならず奥方・侍女まで含めた3体形式という独自展開を残し、東海地方の代表例として民俗学的に注目される。
地元視点
地元視点
上野・御手洗両地区の保存会がそれぞれ独自に継承し、近隣の集落とは異なる独自日程・独自コースを維持している。美濃市の夏の代表的民俗行事として地元住民の生活に組み込まれている。
R E F E R E N C E