F E S T I V A L / FEST-147
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上山市民俗行事 加勢鳥
かみのやましみんぞくぎょうじ かせどり
斎 行2026-02-11
山形県上山市で江戸時代初期から継承される来訪神的民俗行事。藁蓑「ケンダイ」をすっぽりかぶった若者が「加勢鳥(かせどり)」となり、上山城正門前広場を起点に市内各所を巡る。沿道の人々が祝い水を勢いよく浴びせ、五穀豊穣・商売繁盛・火伏せ・家内安全を祈る。藁蓑姿の異形と祝い水の組み合わせが特徴的な真冬の奇祭で、上山温泉の冬の代表行事。
N O P H O T O
H I G H L I G H T S
見どころ
- 01江戸時代初期から継承される民俗行事
- 02藁蓑「ケンダイ」をかぶる異形姿
- 03沿道の祝い水による五穀豊穣・火伏せ祈願
- 04上山城正門前広場から市内巡行
- 05上山温泉の冬の代表行事
A C C E S S / M E T A
基本情報
- 所在地
- 山形県 上山市
- 斎行
- 上山城正門前広場〜上山市内(山形県上山市)
- 日程
- 2026-02-11
- 周期
- 毎年2月11日
- 起源
- 江戸時代初期、上山藩の城下で五穀豊穣・商売繁盛・火伏せを祈る来訪神的行事として始まったと伝わる。「加勢鳥」とは藁蓑をまとった神霊を鳥に見立てた呼称で、藁蓑姿の若者が町を巡り、住民が祝い水をかけることで町全体の厄を払い福を呼び込む構造を持つ。山形県内に分布する来訪神型小正月行事の上山版として継承されてきた。
- 観覧
- 上山城正門前広場での出発式から市内各所巡行という流れ。沿道で祝い水をかける形式のため、見物者の足元・装備も濡れる可能性あり。2月の山形県内陸部のため極寒対策(防寒・防水・滑り止め)必須。上山市・上山温泉観光協会公式で当年情報要確認。
D E E P D I V E
深掘り
歴史
歴史
江戸時代初期、上山藩城下の年中行事として始まったと伝わる。明治以降の近代化過程で一時衰退したが、戦後復興され、現在は上山市の冬の代表的祭礼として継承されている。山形県内に分布する来訪神型行事の上山版として位置付けられる。
文化的背景
文化的背景
藁蓑「ケンダイ」を被る形式は、遊佐のアマハゲ(fest-139)など東北日本海側の来訪神行事と装束面で類縁関係を持つ。一方、祝い水を浴びせる形式は東北の小正月水掛け系行事(大東大原水かけ祭り等)と通じる要素を持ち、来訪神行事と水掛け行事の習合形式として民俗学的に注目される。
地元視点
地元視点
若者が中心となり「加勢鳥」役を担い、上山温泉地区を含む市内各所を巡る。上山温泉と城下町の冬の最重要祭礼として観光面でも積極的に発信されている。