F E S T I V A L / FEST-146
weird
きねこさ祭
きねこさまつり
斎 行2026-03-05
名古屋市中村区岩塚の七所社で旧暦1月17日に行われる尾張三大奇祭の一つ。名古屋市指定無形民俗文化財。祭具の「きね(杵)」と「こさ(餅)」に由来する名で、白装束の厄年男12人が庄内川で禊(みそぎ)を行い、神事を経て、餅をつけた竹の祭具を群衆に当てて回る。当てられた者は厄除け・家内安全のご利益があるとされる。子孫繁栄・天下太平・五穀豊穣を祈る古式奇祭。
N O P H O T O
H I G H L I G H T S
見どころ
- 01名古屋市指定無形民俗文化財
- 02尾張三大奇祭の一つ
- 03旧暦1月17日の古式神事
- 04庄内川での厄年男12人による禊
- 05祭具を当てられると厄除け・家内安全
A C C E S S / M E T A
基本情報
- 所在地
- 愛知県 名古屋市中村区
- 斎行
- 七所社(愛知県名古屋市中村区岩塚町上花池)
- 日程
- 2026-03-05
- 周期
- 旧暦1月17日(2026年は3月5日)
- 起源
- ヤマトタケル伝説と関連付けられて伝わる古社・七所社の例大祭神事で、起源は奈良時代に遡るとも伝わる。「きね」(杵)と「こさ」(餅)という祭具の名が祭名となっており、餅と杵を媒介とした厄除け・子孫繁栄・五穀豊穣の祈願形式を残す。名古屋市指定無形民俗文化財として保存されている。
- 観覧
- 庄内川での禊と七所社境内での神事という流れ。3月初旬・名古屋の屋外神事のため防寒対応必要。祭具を当てられる体験を希望する場合は群衆の前列にいる必要があるが、強く当てられることもあるため希望者は心づもりを。七所社公式で当年日程要確認。
D E E P D I V E
深掘り
歴史
歴史
古社・七所社はヤマトタケル伝説と関連付けられて伝わり、本神事も奈良時代に遡るとされる古式奇祭。名古屋市指定無形民俗文化財として保存され、現在も七所社と岩塚地区の保存会が継承を担う。尾張三大奇祭(笠寺鳴海絞祭・国府宮はだか祭・きねこさ祭)の一つに数えられる。
文化的背景
文化的背景
餅と杵を儀礼具とする形式は、日本各地の正月行事に広く分布する稲作・餅信仰の系譜にあるが、祭具を群衆に当てて厄除けとする形式は希少で、尾張地方の独自展開として民俗学的に注目される。庄内川での禊と境内神事の組み合わせは、水神信仰と農耕神信仰の習合を示す。
地元視点
地元視点
厄年男12人が中心となり、岩塚地区の年中行事として継承されている。名古屋市内屈指の古式神事として地域の誇りであり、近年は観光客の見物も増えているが、神事本来の宗教的意義が強く維持されている。