異界巡礼

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祭暦両山寺護法祭(ゴーサマ)

F E S T I V A L / FEST-133

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両山寺護法祭(ゴーサマ)

りょうざんじごほうさい(ごーさま)

斎 行2026-08-14

岡山県久米郡美咲町の両山寺で毎年8月14日深夜に行われる修験道・真言密教融合の憑依神事。1週間精進潔斎した「護法実(ごほうざね=ゴーサマ)」に護法善神が憑依し、深夜の山岳寺院境内を疾駆跳躍する。精進が足りない者は捕まると三年以内に命を落とすとされ、参拝者は憑依神から逃走する独自構造を持つ。岡山県指定重要無形民俗文化財。

N O P H O T O

H I G H L I G H T S

見どころ

  • 01岡山県指定重要無形民俗文化財
  • 02護法善神が「護法実」に憑依する稀有な神事
  • 03深夜の山岳寺院境内を疾駆跳躍する所作
  • 04参拝者が憑依神から逃走する独自構造
  • 05修験道と真言密教が融合した二上山山岳信仰

A C C E S S / M E T A

基本情報

所在地
岡山県 久米郡美咲町
斎行
両山寺(岡山県久米郡美咲町両山寺454)
日程
2026-08-14
周期
毎年8月14日深夜
起源
建治元年(1275年)の文書に記録が残るとされ、修験道・真言密教の聖地である二上山の山岳信仰を母体とする護法善神の憑依神事として継承されてきた。岡山県指定重要無形民俗文化財。
観覧
会場は両山寺(美咲町両山寺)。8月14日深夜から開始されるため、宿泊または車での来訪が必須。境内は山中で照明が乏しく足元が悪い。観覧は自由だが、事前に寺への問い合わせと安全装備(懐中電灯・歩きやすい靴)を推奨。憑依神から逃走する参拝者の動線に注意。

D E E P D I V E

深掘り

歴史

歴史

建治元年(1275年)の文書に記録が残るとされる中世以来の護法善神憑依神事。両山寺は修験道・真言密教の聖地である二上山に位置し、山岳信仰の系譜の中で当神事が継承されてきた。岡山県指定重要無形民俗文化財。

文化的背景

文化的背景

「護法実」と呼ばれる人間に護法善神が憑依し境内を疾駆するという憑依儀礼は、日本各地の護法祭・大護摩系儀礼の中でも特異な構造を残す。精進不足の者が憑依神に捕えられると三年以内に命を落とすという俗信は、修験道の修行思想と民間信仰の結合を示す。

地元視点

地元視点

深夜の山中寺院という条件のため一般参拝者は限定的で、地域の檀家・信徒と寺院による継承が中心となっている。