F E S T I V A L / FEST-122
weird
間々田のじゃがまいた
まままだのじゃがまいた
斎 行2026-05-05
栃木県小山市の間々田八幡宮で毎年5月5日に行われる年中行事。7町内の子どもたちが藁で長さ15mを超える龍頭蛇体「ジャガ」を各町ごとに作り、八幡宮へ集合する。修祓のあと弁天池に蛇頭を突っ込む「水飲みの儀」を経て町内を練り歩き、夕刻に各町の蛇体をぶつけ合う「蛇もみ」でクライマックスを迎える。2019年に国指定重要無形民俗文化財となった雨乞い・五穀豊穣の神事。
N O P H O T O
H I G H L I G H T S
見どころ
- 01国指定重要無形民俗文化財(2019年指定)
- 027町内が各々作る長さ15m超の藁製龍頭蛇体
- 03蛇頭を池に突っ込む「水飲みの儀」
- 04夕刻の「蛇もみ」で蛇体同士をぶつけ合う
- 05雨乞いと疫病退散の二重の祈願構造
A C C E S S / M E T A
基本情報
- 所在地
- 栃木県 小山市
- 斎行
- 間々田八幡宮(栃木県小山市間々田)
- 日程
- 2026-05-05
- 周期
- 毎年5月5日(こどもの日)
- 起源
- 口伝では約400年の歴史をもつとされ、農耕の雨乞いと「虫送り」系の厄祓いが結びついた複合型の行事と説明される。蛇体に災厄を託して送り出す民俗的構造を持ち、現在は7町内の子ども会が主体となって継承している。2019年に国指定重要無形民俗文化財。
- 観覧
- 会場は間々田八幡宮(小山市間々田)。5月5日正午頃から行事開始。雨天決行。駐車場は近隣中学校校庭で14時頃に閉鎖されるため、JR間々田駅から徒歩での参詣が推奨される。境内および周辺道路で見学可能で、夕刻の蛇もみが最大の見どころ。
D E E P D I V E
深掘り
歴史
歴史
間々田八幡宮の社伝および地元口伝によれば約400年の歴史をもつとされ、農耕の雨乞いと厄祓いを兼ねた年中行事として継承されてきた。江戸期には既に近世農村行事として記録に登場する。2019年(平成31年)に「間々田のじゃがまいた」として国指定重要無形民俗文化財となった。
文化的背景
文化的背景
藁製の龍頭蛇体を担いで集落を巡り災厄を送り出す構造は、関東〜東北に広く分布する「虫送り」「藁の蛇」系の民俗と通底する。複数の蛇体が同時に登場し、相互にぶつけ合う形態は他に類例が少なく、民俗学的に注目される。
地元視点
地元視点
現在は7町内の子ども会と保存会が主体となって継承され、後継者育成と参加人口の確保が課題となっている。子どもが主役の祭礼として地域教育の場としても位置付けられている。