異界巡礼

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祭暦宮古島のパーントゥ(島尻)

F E S T I V A L / FEST-120

weird

宮古島のパーントゥ(島尻)

みやこじまのぱーんとぅ(しまじり)

斎 行2026-10-01

沖縄県宮古島市平良島尻地区で旧暦9月上旬に行われる来訪神行事。蔓草と泥にまみれ仮面をつけた青年たちがパーントゥ(来訪神)となり、集落を回って人々や家屋に泥を塗りつけ厄を祓う。国指定重要無形民俗文化財「来訪神:仮面・仮装の神々」(ユネスコ無形文化遺産)の構成要素。

宮古島のパーントゥ
Wikimedia Commons / CC BY 3.0

H I G H L I G H T S

見どころ

  • 01国指定重要無形民俗文化財(平成5年指定)
  • 02ユネスコ無形文化遺産「来訪神:仮面・仮装の神々」構成要素
  • 03全身に泥を塗ったパーントゥが集落を巡り厄祓い
  • 04新車・新築・乳児に泥を塗ると福が宿るとされる
  • 05観光客が泥を塗られる事例も多く参加マナーが課題

A C C E S S / M E T A

基本情報

所在地
沖縄県 宮古島市
斎行
沖縄県宮古島市平良島尻地区
日程
2026-10-01
周期
旧暦9月上旬の吉日(島尻地区、例年9月下旬〜10月上旬)
起源
島尻地区に古くから伝わる来訪神行事で、海岸の聖なる泉から湧き出る泥(ンマリガー)と蔓草(キャーン)で全身を覆い、面をつけた3体のパーントゥが集落に現れ、人や家屋に泥を塗りつけて厄を祓い、福をもたらすとされる。1993年に国指定重要無形民俗文化財となり、2018年に「来訪神:仮面・仮装の神々」としてユネスコ無形文化遺産代表一覧表に記載された。
観覧
会場は宮古島市平良島尻地区。実施日は旧暦に基づき毎年異なるため、宮古島市教育委員会または観光協会で当年の日程を必ず確認すること。参加・観覧は地区の許諾と作法が前提で、衣服やスマートフォン等への泥付着を覚悟する必要がある。観光客の過度な接近・無断撮影が問題化しており、地区の指示に厳格に従うこと。

D E E P D I V E

深掘り

歴史

歴史

宮古島島尻地区のパーントゥは琉球王朝時代から伝承される来訪神行事で、明治期以降の民俗学的調査により広く知られた。1993年(平成5年)に国指定重要無形民俗文化財となり、2018年(平成30年)に「来訪神:仮面・仮装の神々」としてユネスコ無形文化遺産代表一覧表に記載された。

文化的背景

文化的背景

ナマハゲ・アマメハギ等と同じく異界からの来訪神が集落を巡り厄を祓い福を授ける構造を持つが、泥そのものを身にまとい人々に直接塗りつけるという身体性が際立つ。

地元視点

地元視点

近年は観光客との摩擦が課題で、地区の保存会と市が連携して見学のマナーを周知している。地区の許諾なしに行事の中心部に立ち入る行為は厳禁。