F E S T I V A L / FEST-108
other
唐津くんち
からつくんち
斎 行2026-11-02 〜 2026-11-04
佐賀県唐津市の唐津神社秋季例大祭。11月2日宵山、3日お旅所神幸、4日翌日祭の三日間にわたり、漆と金箔で彩られた14台の巨大な曳山(ヒキヤマ)が唐津城下を巡行する。獅子・武具・兜・鯱・鳳凰・赤獅子など多彩な曳山は江戸末期から明治初期の作で、国の重要無形民俗文化財・ユネスコ無形文化遺産「山・鉾・屋台行事」の構成資産。

H I G H L I G H T S
見どころ
- 0114台の曳山巡行:江戸末期〜明治初期に造られた漆塗りの巨大山車が城下を埋める
- 02西の浜お旅所神幸:3日の正午、曳山の車輪が砂地に食い込みながら浜辺を曳く名場面
- 03「エンヤ、エンヤ」の掛け声:曳子衆数千人が一斉に発する独特の唐津弁の掛け声
A C C E S S / M E T A
基本情報
- 所在地
- 佐賀県 唐津市
- 斎行
- 唐津神社
- 日程
- 2026-11-02 〜 2026-11-04
- 周期
- 毎年11月2日〜4日
- 起源
- 唐津くんちの起源は江戸期に遡る。一番曳山「赤獅子」が1819年(文政2年)に石崎嘉兵衛により奉納されたのが現在の曳山行事の始まりとされ、以後明治9年までに15台が造られた(現存14台)。1980年に国の重要無形民俗文化財に指定、2016年にユネスコ無形文化遺産に登録された。
- 観覧
- JR唐津線「唐津駅」徒歩10分。3日の西の浜お旅所神幸は12時頃が最大の見せ場。沿道の桟敷席は有料、立ち見も可能だが混雑甚大。曳山展示場(曳山会館)で平常時にも実物見学可。
D E E P D I V E
深掘り
歴史
歴史
唐津は近世以来の港町で、唐津焼や捕鯨を背景に経済力を蓄えた商家・町人層が、各町ごとに競って曳山を奉納した。文政2年の赤獅子から明治9年の七宝丸まで、各町が漆芸職人を雇い造らせた経緯が文書記録に残る。戦災を免れたため現存14台はすべて江戸〜明治期の現物で、漆工芸史・町人文化史の貴重な実物資料群。
文化的背景
文化的背景
唐津くんちは京都祇園祭・博多祇園山笠と並ぶ西日本の代表的山車祭で、神幸祭の警固役として町衆の山車が随伴する「山車型神幸祭」の典型。曳山の意匠は獅子・武具・神獣・鳥獣など武家文化と海運町人文化の融合を示し、町ごとの曳山が町内アイデンティティの象徴として現在も機能している。
出典
出典
- 唐津神社公式
- 唐津市公式観光情報
- 文化庁「ユネスコ無形文化遺産・山鉾屋台行事」
R E F E R E N C E