F E S T I V A L / FEST-106
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厳島神社 管絃祭
いつくしまじんじゃ かんげんさい
斎 行2026-07-30
世界遺産・厳島神社で旧暦6月17日に斎行される神事。御鳳輦を載せた御座船が大鳥居をくぐり、対岸の地御前神社まで管絃の調べを響かせながら往復する。日本三大船神事の一つで、大阪天神祭・松江ホーランエンヤと並び称される。平清盛が宮中の管絃遊びを神事に取り入れたと伝わる、平安貴族文化を伝える稀有な海上祭礼。

H I G H L I G H T S
見どころ
- 01大鳥居をくぐる御座船:朱塗りの大鳥居の下を御座船が通過する象徴的な情景
- 02管絃の音色:船上で奏でられる雅楽が瀬戸内海の波音と溶け合う
- 03地御前神社往復:対岸の摂社・地御前神社まで漕ぎ渡る往時の信仰圏を体感
A C C E S S / M E T A
基本情報
- 所在地
- 広島県 廿日市市
- 斎行
- 厳島神社
- 日程
- 2026-07-30
- 周期
- 毎年旧暦6月17日(2026年は7月30日)
- 起源
- 平清盛が厳島神社を篤く崇敬し、宮中で行われていた管絃の遊びを神事として奉納したのが起源と伝わる(『安元御賀記』等による)。鎌倉以降も厳島神社の中心神事として継承され、瀬戸内海の海上信仰と宮廷文化が融合した独自の祭礼形態を形成した。現在は地元の漕ぎ手「江波の漕ぎ伝馬」が御座船を曳く。
- 観覧
- JR山陽本線「宮島口駅」から宮島連絡船で約10分。夕刻から夜にかけての斎行で、潮位により出航時刻が変動。事前に厳島神社・宮島観光協会で時刻表確認必須。大鳥居通過のシーンを撮るなら長焦点レンズが有効。
D E E P D I V E
深掘り
歴史
歴史
管絃祭は平安末期の平清盛の保護下で整備されたとされ、『平家物語』『高倉院厳島御幸記』等にも関連記述が見える。中世以降は宮島・地御前間の海上信仰圏を象徴する祭礼として発展し、明治の神仏分離後も大規模に継承された。第二次大戦後の中断を経て、地元漕ぎ手組織により再興された。
文化的背景
文化的背景
厳島神社は海上に立つ社殿という独特の構造を持ち、瀬戸内の海上交易・水軍文化と深く結びついてきた。管絃祭は神を御座船で送迎する「神幸祭」の海上版で、雅楽が「神を慰め招ぶ」装置として機能する。平安貴族の遊興文化が神事に転化した稀少例として、日本宗教史・音楽史の両面で重要。
出典
出典
- 厳島神社公式
- 宮島観光協会
- 広島県教育委員会『厳島の文化財』
R E F E R E N C E