F E S T I V A L / FEST-047
多度大社 初詣・元旦馬駆け(新年神事)
たどたいしゃ はつもうで もとたんうまかけ
三重県最大の初詣スポットでもある多度大社の新年神事。元旦から数日間、神馬(しんめ)が境内を走り抜ける「元旦馬駆け」が行われ、馬の走りでその年の吉凶を占う伝統的な神事。多度大神が白馬に乗って天上から降臨したという伝承を持つ同社では、馬は神の使いとして特別な意味を持つ。5月の上げ馬神事と対をなす冬の馬神事として地元に根付いている。亀山市から車で約40分の近さで三重の代表的な新年行事。

H I G H L I G H T S
見どころ
- 01神馬が境内を走り抜ける元旦馬駆けでその年の吉凶を占う
- 025月の上げ馬神事と対をなす冬の馬神事
- 03亀山市から車で約40分という近さで行ける三重の代表初詣
A C C E S S / M E T A
基本情報
- 所在地
- 三重県 桑名市多度町
- 斎行
- 多度大社
- 日程
- 2026-01-01 〜 2026-01-03
- 周期
- 毎年1月1日〜3日(元旦馬駆けは1月初旬)
- 起源
- 多度大神が白馬に乗って降臨したという伝承に基づく新年神事。上げ馬神事の起源と同じく奈良時代から続くとされる。
- 観覧
- 無料。初詣期間中は非常に混雑。近鉄養老線「多度駅」から徒歩20分。駐車場あり(正月は混雑)。
- 最寄駅
- 養老鉄道「多度駅」
- 駐車場
- あり(多度大社境内近く)
D E E P D I V E
深掘り
歴史
歴史
多度大社の社伝では、創建は5世紀後半、雄略天皇の御代にさかのぼるとされ、延暦元年(782)に神階従五位下、延長5年(927)には『延喜式』に名神大として記載された古社である。多度大社「歴史年表」 多度祭の上げ馬神事は、公式には南北朝時代の暦応年間(1338~1341)に、この地を分領した武家の間で始まったとされるが、元亀2年(1571)の織田信長の兵火で社記が散逸し、起源の細部は不明とされる。多度大社「多度祭」 その後、慶長6年(1601)に桑名城主となった本多忠勝が御神輿3基や神事料を寄進して再興し、御厨を定めて民衆の祭礼として整えた。多度大社「多度祭」 また社伝・地域伝承では、多度大神(天津彦根命)が白馬に乗って天上から降臨したとも伝えられ、馬が神の使いとして特別視される。なお、元旦馬駆け自体について公式ページで詳細な起源説明は見当たらず、少なくとも新年に歳旦祭が行われることは公式に確認できる。多度大社「年中行事」
文化的背景
文化的背景
多度大社は伊勢神宮の「片参り」を戒める歌に結ばれる北伊勢の代表的な信仰拠点で、山麓の古社と馬神事が一体となって地域の農耕・交通・鎮守の信仰を支えてきた。桑名市「桑名の歴史をたずねて」 上げ馬は豊凶占い、元旦馬駆けは新年の吉凶祈願として位置づけられ、馬の動きに神意をみる民俗的世界観を今に伝える。桑名市「桑名の歴史をたずねて」
地元視点
地元視点
桑名市の案内では、多度大社は観光資源であると同時に地域の誇りとして紹介され、上げ馬神事は御厨の各地区が担う共同体行事として説明されている。桑名市「多度祭 上げ馬神事」 公式にも毎年十数万人が参詣するとされ、初��の場でありながら地元の氏子が支える年中行事として定着している。多度大社「多度祭」
ベストシーズン
ベストシーズン
初詣は元旦の早朝〜三が日午前中。馬神事を見るなら5月4〜5日の例祭時。
撮影のコツ
撮影のコツ
楼門前の参道と神馬舎が定番。馬の全身が入る位置を確保し、逆光を避けて午前の斜光で撮ると立体感が出る。神事中は動線外から。
注意事項
注意事項
参拝中は神域への敬意を優先し、馬や神事関係者の進路をふさがないこと。撮影は許可表示に従い、フラッシュや大声は控える。
関連作品
関連作品
- - ドキュメンタリー番組『氏神さま〜私たちの身近な祈り〜』(三重テレビ、2021年)
- - ドキュメンタリー映画/鑑賞記『おれらの多度祭』(Northern Shower 記事で言及、2023年)
- - テレビ番組『かのサンド』(フジテレビ、2025年)で多度大社周辺が話題化
トリビア
トリビア
外部レビュー
外部レビュー
出典