F E S T I V A L / FEST-028
京都 五山送り火
ごさんのおくりび
お盆に戻ってきた先祖の霊(お精霊)をあの世へ送り返す京都の夏の最大行事。東山如意ヶ嶽の「大文字(大)」を皮切りに、20:00から5分おきに「妙・法」「船形」「左大文字」「鳥居形」の順に各山に点火される。各々の炎は約30分間燃え続ける。全5山が一晩に見える鑑賞スポット探しも祭りの楽しみのひとつ。2026年は日曜開催で観客が特に多くなる見込み。雨天原則決行。鴨川の川面に映る炎の反射も見どころ。
H I G H L I G H T S
見どころ
- 01闇夜に浮かぶ「大」の字の炎が京都の街から見える非日常感
- 02「あの世へ霊を送る」という死生観が今も生きている現役の儀式
- 035つの文字・形が各山に次々と灯るタイムライン鑑賞の楽しさ
A C C E S S / M E T A
基本情報
- 所在地
- 京都府 京都市
- 斎行
- 東山如意ヶ嶽・松ヶ崎西山東山他5山
- 日程
- 2026-08-16
- 周期
- 毎年8月16日固定
- 起源
- 室町時代以降に確立したとされるが、起源は諸説ある。禅の修行と民間のお盆信仰が結びついて現在の形になったとされる。
- 観覧
- 観覧無料。特定の山に焦点を当てた鑑賞スポットで早めに場所取り。大混雑のため公共交通機関必須。
- 最寄駅
- 各送り火山により異なる(大文字は叡山電車「出町柳駅」周辺など)
- 駐車場
- 周辺コインパーキング(当日は大混雑・公共交通推奨)
D E E P D I V E
深掘り
歴史
歴史
五山送り火は、京都の盆行事として知られる精霊送りで、現在の五山(大文字・妙法・船形・左大文字・鳥居形)にまとまる以前から、近世京都の年中行事として見えてくる。『五山送り火連合会』は、江戸前期の『忠利宿禰記』(1649年)や『隔蓂記』(1650年)、『宣順卿記』(1654年)、『洛陽名所集』(1658年)などを挙げ、少なくとも17世紀半ばまでに「大文字」「妙法」「船形」などが記録されていたと整理する。五山送り火連合会 起源については平安時代説と江戸時代説が併存するが、確実な初源史料はなく、京都市公式も「お盆の精霊を送る伝統行事」と説明するにとどまる。京都観光Navi とくに大文字は、弘法大師の修法説、近衛信尹筆画説、浄土寺炎上後の霊験説など複数の伝承があるとされ、左大文字や鳥居形も史料の初出が山ごとに異なる。五山送り火連合会, 五山送り火 - Wikipedia
文化的背景
文化的背景
五山送り火は、盂蘭盆の精霊送りを都市景観のなかで可視化した行事で、寺院・保存会・地域住民が役割を分担して継承してきた。京都観光Navi, 五山送り火連合会 民俗学的には、山そのものを依代として死者を送る「山の信仰」と、京都という巨大都市の共同体儀礼が重なる点に特徴がある。五山送り火 - Wikipedia 現代では観光資源でもあるが、山上での法要や護摩木、減灯された市街地などに、宗教儀礼としての厳粛さが保たれている。京都観光Navi
地元視点
地元視点
ベストシーズン
ベストシーズン
8月16日19:30前後に到着し、20:00の大文字から20分ほどの展開を鴨川沿いで鑑賞するのが最適。京都観光Navi
撮影のコツ
撮影のコツ
鴨川デルタや丸太町橋周辺は大文字の全景を撮りやすい。川面反射も狙えるが、三脚は混雑配慮が必要。点火当日の山上登山は禁止されるため、登山口や火床での撮影は避ける。京都観光Navi
注意事項
注意事項
宗教行事なので、騒がず、山上や保存会の作業場には立ち入らない。点火当日の登山は禁止で、撮影は通行や参拝の妨げにならない場所から行う。京都観光Navi
関連作品
関連作品
トリビア
トリビア
外部レビュー
外部レビュー
出典