F E S T I V A L / FEST-012
東大寺 修二会(お水取り・お松明)
とうだいじ しゅにえ おみずとり おたいまつ
1,270年以上一度も途絶えたことのない「不退の行法」。奈良時代・天平勝宝4年(752年)以来毎年続く東大寺最大の法会。練行衆(十一人の僧侶)が二月堂に籠もり、人類の罪を一身に引き受けて懺悔する究極の修行。夜ごと大松明(長さ6〜8m・重さ約40kg)を持った童子が二月堂の舞台に掲げる「お松明」が人気。3月12日(籠松明)は11本の大松明が同時に登場し最大の見どころ。3月13日深夜には「お水取り」本番が行われる。
H I G H L I G H T S
見どころ
- 011,270年間一度も休んだことがない、人類最長クラスの連続記録
- 02夜の二月堂で炎の粉が舞う幻想的すぎる光景
- 033月12日の籠松明:11本同時の炎の壁が圧倒的
A C C E S S / M E T A
基本情報
- 所在地
- 奈良県 奈良市
- 斎行
- 東大寺二月堂
- 日程
- 2026-03-01 〜 2026-03-14
- 周期
- 毎年3月1〜14日
- 起源
- 実忠和尚が天平勝宝4年に始めた「十一面悔過(けか)法要」。人間の全ての罪を懺悔し、国家の平安・五穀豊穣・万民の幸福を祈る。
- 観覧
- お松明の観覧は無料(東大寺境内)。3月12日・週末は激しく混雑。お水取り本番(3月13日深夜)は深夜1:30頃。防寒必須。
- 最寄駅
- 近鉄奈良線「近鉄奈良駅」
- 駐車場
- 東大寺・奈良公園周辺有料駐車場(当日は大混雑・公共交通推奨)
D E E P D I V E
深掘り
歴史
歴史
東大寺二月堂の修二会は、天平勝宝4年(752)に東大寺開山の弟子・実忠和尚が始めたと伝えられる法会で、正式名称は「十一面悔過法要」です。東大寺公式によれば、もとは旧暦2月1日から14日間行う「二月の行法」で、国家鎮護・天下泰安・五穀豊穣を祈る公的な悔過の儀礼でした。文化庁にあるように、通称「お水取り」は行事全体ではなく、3月12日深夜に若狭井から香水を汲んで本尊へ供える一儀式を指します。若狭の遠敷明神が遅参を詫びて水を献じたという由緒は『二月堂縁起』に見え、神仏習合の伝承として受け継がれてきました。文化庁 また、修二会は奈良時代以来1270年以上一度も途絶えぬ「不退の行法」と説明され、創始以来の連続性が信仰の核を支えています。文化庁
文化的背景
文化的背景
地元視点
地元視点
ベストシーズン
ベストシーズン
3月12日深夜の「お水取り」か、3月1〜11日・13〜14日の19時前後。平日は比較的動きやすいです。
撮影のコツ
撮影のコツ
二月堂下の芝生から舞台へ上がる松明を広角で狙うと迫力が出ます。火の粉対策で最前列は注意。堂内や規制線内は撮影不可・制限に従うこと。
注意事項
注意事項
宗教行事として静粛に拝観し、フラッシュや大声は避けるべきです。規制線・拝観導線に従い、僧侶や参拝者の進行を妨げないこと。撮影可否は現地表示に従ってください。
関連作品
関連作品
- - 書籍『東大寺お水取り 二月堂修二会の記録と研究』(堀池春峰・守屋弘斎・佐藤道子、1996年)
- - 研究資料『東大寺修二会の構成と所作 上・中・下・別巻』(東京文化財研究所編、2005年)
- - 記事『1270年の伝統を紐解く 特別陳列「お水取り」』(文化庁、2025年)
- - 動画『東大寺 修二会「お水取り」~ 圧巻! 10本のお松明が舞台に並ぶ最終日 ~』(YouTube、2024年)
- - 特記事項なし
トリビア
トリビア
- - 3月12日だけは「籠松明」として11本が上がり、最高潮の見どころになります。
- - 「お水取り」は行事名ではなく、修二会の中の一儀式の通称です。
- - 練行衆ですら拝めない絶対秘仏の前で進む、秘儀性の高い法会です。
外部レビュー
外部レビュー
出典