F E S T I V A L / FEST-011
大縣神社 豊年祭(おおがた祭)
おおあがたじんじゃ ほうねんさい
田縣神社の豊年祭と同日(2026年は3月15日)に開催される対をなす性神事。田縣神社が男性器(陽)を祀るのに対し、大縣神社は女性器(陰)を祀る「おおがた様」で知られる。神幸行列では女性器を模した神輿が担がれ、十俵餅の行列や奉納太鼓、餅まきで賑わう。「尾張に春を呼ぶ祭」として知られ、数十万人の参詣者でにぎわう。田縣神社とセットで回れる「陰陽対祭り」の一日ツアーが人気。

H I G H L I G H T S
見どころ
- 01田縣神社とセットで回れる「陰陽対祭り」の一日ツアーが人気
- 02女性器を神格化・神輿化するという日本の多神教的大らかさ
- 03大鏡餅の奉納と餅まきで観客も楽しめる
A C C E S S / M E T A
基本情報
- 所在地
- 愛知県 犬山市
- 斎行
- 大縣神社
- 日程
- 2026-03-15
- 周期
- 毎年3月15日以前の日曜日
- 起源
- 大縣大神(縫工神・農耕神・縁結び神)を祀る古社で、古代の「おおがた信仰」(女性原理の豊穣祈願)に由来。田縣神社の豊年祭と一対の神事として古来から行われてきた。
- 観覧
- 無料。名鉄小牧線「楽田」駅から徒歩約15〜20分、または名神高速小牧ICから約15分。
- 最寄駅
- 名鉄小牧線「楽田駅」
- 徒歩
- 20分
- 駐車場
- あり・無料・500台(臨時含む)
D E E P D I V E
深掘り
歴史
歴史
大縣神社は『延喜式神名帳』に見える式内社で、社伝では垂仁天皇27年に本宮山山頂から現在地へ遷座したと伝える。『続日本後紀』承和14年(847年)には「大県天神」として従五位下に叙せられた記録があり、古代から尾張国の有力社であったことが分かる。祭神・大縣大神の比定には、国狭槌尊、天津彦根命、大荒田命など複数説があり、尾張開拓の祖神とみなされる。境内の姫の宮は玉姫命を祀り、女陰をかたどる石の信仰が残る。豊年祭は古くから五穀豊穣と子孫繁栄を祈る神事で、春の始まりに生命の更新を願う行事として続いてきた。Wikipedia日本語版, Aichi Now, CBCニュース
文化的背景
文化的背景
生殖や豊穣を神聖視する民俗信仰が、農耕社会の実感と結びついて残った例である。大縣神社の豊年祭は、女性性を象徴化して五穀豊穣・子孫繁栄・国家安泰を祈る点に特色があり、田縣神社の男根神事と対をなすことで陰陽の循環を可視化する。観光化が進んでも、地域では春を呼ぶ年中行事として受け継がれ、地元の誇りと外来客を迎える場の両面を持つ。Wikipedia日本語版, Aichi Now
地元視点
地元視点
ベストシーズン
ベストシーズン
豊年祭は毎年3月中旬、特に2026年は3月15日(日)前後の午前〜昼が最も賑わう。梅の見頃は2月下旬〜3月中旬。
撮影のコツ
撮影のコツ
参道の行列は長い直線を生かした望遠圧縮が効く。境内では梅と祭礼の両方を入れる構図がよい。神事の至近距離撮影は進行の妨げにならない位置で。社殿内や奉納中の撮影可否は現地指示に従う。Aichi Now
注意事項
注意事項
神事は宗教行為なので、ふざけた態度や過度な接写は避ける。奉納物や氏子の動線を塞がず、撮影前に案内に従うこと。女性器信仰を面白半分で消費せず、敬意ある言葉遣いを心がける。犬山市公式
関連作品
関連作品
- - テレビニュース『巨大な男性のシンボル 載せた神輿が掛け声とともに街を…』(CBCニュース、2024年)
- - テレビニュース『ヒノキ製の巨大な「男性のシンボル」が街を練り歩く』(CBCニュース、2023年)
- - 動画『大縣神社豊年祭 (愛知県犬山市) 令和7年3月9日・Hōnen Festival, Ōagata Shrine, Inuyama, Japan』(YouTube、2025年)
- - 動画『2019.3.10 大縣神社「姫の宮 豊年祭」天下の奇祭』(YouTube、2019年)
- - 記事『【愛知・田縣神社】天下の奇祭を見に行ったんだけどハンパなかったよ、やっぱり【豊年祭】』(note、2024年)
トリビア
トリビア
- - 大縣神社は田縣神社と「対」の祭礼として語られ、陰陽の組み合わせで紹介されることが多い。
- - 境内の姫の宮・珍宝窟は、子授けや安産を願う女性の参詣先としても知られる。
- - 犬山市の案内では、豊年祭は梅まつりと同時期の春行事として扱われる。
外部レビュー
外部レビュー
出典