F E S T I V A L / FEST-003
西宮神社 開門神事 福男選び
にしのみやじんじゃ かいもんしんじ ふくおとこえらび
「一番福・二番福・三番福」=その年の「福男」を決める神事。1月10日早朝6時に表大門(赤門)が開くと同時に、事前受付した参加者約1,500名が本殿までの約230メートルをフルスプリント。先着3名が福男として認定される。道中には「天秤カーブ」「審判の楠」「魔物の角」「えびす坂」という4つの難所が待ち受け、毎年転倒者が続出する激しい神事。5,000人を超える観客が沿道を埋め、テレビ・新聞の報道も盛大。男女問わず中学生以上なら参加できる。

H I G H L I G H T S
見どころ
- 01230メートルをわずか20〜30秒で駆け抜けるスプリント神事
- 02「魔物の角」で毎年複数名が転倒・脱落
- 03一番福の表情とインタビューがテレビ全国放送
A C C E S S / M E T A
基本情報
- 所在地
- 兵庫県 西宮市
- 斎行
- えびす宮総本社 西宮神社
- 日程
- 2026-01-10
- 周期
- 毎年1月10日固定(十日戎)
- 起源
- 十日戎(えびすさまの縁日)に早くお参りしようと門前に集まった参拝者が競争したことに由来。現在の形式は昭和時代以降に整備された。
- 観覧
- 観覧無料。参加は事前受付(1月9日夜22:00〜円満寺駐車場)。観覧は5:00前に到着しないと良い場所確保困難。
- 最寄駅
- 阪神本線「西宮駅」
- 徒歩
- 5分
- 駐車場
- 周辺コインパーキング(当日は大混雑)
D E E P D I V E
深掘り
歴史
歴史
西宮神社の開門神事「福男選び」は、鎌倉時代の文献にも見える「忌籠(いごもり)」の風習に起源をもつとされる。かつては1月9日の夜に門を閉じ、家々でも門松を逆さにするなどして静かに神を迎え、10日早朝の参詣に備えた。公式サイトによれば、早朝の「走り参り」は古くから行われていたが、1937〜1939年頃に一番乗りの参拝者を称える流れから上位3人を福男とする現在の形が定着した。西宮神社公式「開門神事の歴史」、西宮市「西宮神社 えべっさん 開門神事福男選び」
文化的背景
文化的背景
民俗学的には、年頭の穢れを避けて神と交わるための「忌籠」と、門が開く瞬間に福を得る「一番乗り」の観念が重なった行事と理解できる。近代以降は鉄道普及で参詣が都市規模に拡大し、競技的な見世物性を帯びながらも、商売繁盛を願うえびす信仰の象徴として存続している。大阪大学博士論文、西宮神社公式「西宮神社について」
地元視点
地元視点
地元では「えべっさん」の年始行事として定着し、福男はその年の顔として受け止められている。西宮神社の公式説明でも、福男は福を独占するのでなく分け与える存在とされ、地域の縁起行事として祝福され続けている。西宮神社公式「開門神事の歴史」、関西テレビ
ベストシーズン
ベストシーズン
毎年1月10日午前6時の開門直前、できれば前夜からの境内周辺。
撮影のコツ
撮影のコツ
赤門前の開門瞬間と、えびす坂へ駆け出す斜め構図が定番。本殿前は到達後の余韻を撮ると臨場感が出る。神事中は参加者・警備の妨げにならない位置から。
注意事項
注意事項
神事は宗教行事なので、参拝者の流れを妨げないことが最優先。開門前後の撮影は警備・神職の指示に従い、フラッシュや進路妨害は避ける。境内では走行者以外も含めて混雑するため、十分に距離を取る。
関連作品
関連作品
- - 特記事項なし
トリビア
トリビア
- - 1939年頃に「福男」という呼び名が広まり、翌年から上位3人を福男とする形が定着したと公式に説明される。
- - 1966〜67年は安全面の事情で中止されたが、参拝の勢いは絶えず続いたとされる。
- - 本殿まで約230メートルだが、難所が多く転倒者が出やすいことで知られる。
外部レビュー
外部レビュー
出典